派遣社員の求人が増える時期はいつかご存じですか。
派遣の求人には、求人が増える時期と少なくなる時期があります。
また、業界による違いもあります。
今回は、派遣の求人の時期による多さ・少なさについてご説明します。
□派遣社員の求人が多い時期とは?
主に派遣の求人は3月、6月、9月に多くなる傾向にあります。
反対に、1月、2月、8月、11月は求人が減ってしまう傾向にあるため、転職活動をされる場合にはできるだけこの時期は避けたほうが良いとされています。
しかし、業種によっても求人の多い時期と少ない時期は異なるため、自分が転職を希望している業界の求人状況についても調べておくと良いでしょう。
例えば、不動産関係の派遣求人は12月から3月にかけて増加する傾向にあります。
引っ越しシーズンはそれだけ人手が必要になるということですね。
ブライダル業界の場合は、ジューンブライドという言葉があるように、6月ごろに結婚式が増えるため、求人は5月ごろに多くなりやすいです。
こういった特別な業界はそれぞれの繁忙期がありますが、工場や製造業・オフィスワークのような業種であれば繁忙期は特に決まっていないことが多いです。
そのため、派遣全体で求人が増える3月・6月・9月を狙うと良いでしょう。
転職の準備を始める時期としては、いつが良いのでしょうか。
例えば3月の繁忙期の場合、新年度が始まる4月の配属が目安とされています。
そのため、3月の終盤にエントリーしようと考えていては少し遅いでしょう。
採用までには2週間ほどは時間が必要になるため、3月の第2週ごろにはエントリーできるように準備しておくとスムーズに就労できますね。
一方で準備が早すぎると、仕事が見つかるまでに時間が空いてしまうので注意が必要です。
丁度よいタイミングでの準備・エントリーを心がけましょう。
□工場派遣のメリットとは?
工場で派遣として働くことには、主に2つのメリットがあります。
1つ目にメリットとして挙げられることは、一般的な派遣の仕事よりも比較的給料が高いことです。
例えば、40代の平均年収は550万円程度となっています。
そのため、派遣で工場勤務をしていてお金に困ることはそれほどないでしょう。
2つ目のメリットは、基本給以外の特典が多いことです。
工場で働く場合、夜勤や残業が歓迎されます。
夜勤の場合は、日勤に比べて時給が大きく上がることが多いです。
時間外手当は十分にもらえるでしょう。
短期間で大きく稼ぎたい方は、派遣の働き方が合っているといえますね。
また、中には社員寮を完備している職場もあります。
社員寮では、生活に必要な最低限の家財道具が備えられているところもあり、場合によっては寮費が無料になっていることもあります。
そういった場合は家賃を心配する必要もないため、生活費を大きく削減できますね。
派遣として工場で働くことに関して、きついというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
もちろん、仕事のきつさは職場によってさまざまですが、意外と楽だと感じる方や、仕事内容のわりに時給が高いと感じる方も多いです。
□まとめ
今回は、派遣の求人が多くなる時期・少なくなる時期と、派遣で働くことのメリットをいくつかご紹介しました。
派遣では求人が増える時期はある程度決まっているため、良いタイミングでエントリーできると良いですね。
短期間でたくさん稼ぎたい方や自由な働き方をしたい方は、派遣で働いてみてはいかがでしょうか。