キャリア

派遣社員が取得するのにおすすめな資格をご紹介します!

「派遣社員になるためには何か特別な資格が必要そう」、「時給は低そう」などとお考えの方は少なくないと思います。
結論として、それに対する答えは場合によって異なります。

所有していると優遇される資格やスキルがあるので、皆さんといっしょに確認していきましょう。

□派遣社員に資格は必要なの?

人材派遣会社で働くためには、取得必須の資格が存在するのでしょうか。
答えは、いいえです。

人材派遣会社は、新卒や未経験の方々を対象としている求人もあり、採用試験に特別な資格は必須ではありません。
しかし、人材派遣会社に就職するうえで、有利となる資格はあります。

各々の会社では資格取得を奨励する場合、受講料を補助してくれることもあります。
資格を取得するうえで、目標が明確になることや、同業種の仲間ができるのも資格取得のメリットと言えそうです。
人材派遣業界で長く働きたいとお考えの方は、資格取得をおすすめします。

ここでは、人材派遣会社社員に役立つ5つの資格について説明していきます。

まず1つ目は、キャリアコンサルタントです。
この資格は、キャリアコンサルティング協会と日本キャリア開発協会の2つの団体が資格認定試験を実施し、学科試験と実技試験が存在します。
登録制の名称独占資格であり、この資格の所持者は、キャリアコンサルタントという名称を使用できます。

最終合格率は50%から60%で、実施団体は通う講座や団体の対策の内容次第です。

2つ目は、キャリアコンサルティング技能士です。
この資格は、技能の習熟度測定に使われ、合格基準が学科試験7割以上、実技試験は6割以上の正解率が必要とされる、厚生労働大臣が指定した認定機関が実施する難易度の高い試験です。
1級は年に1度、2級は年に2度試験の機会があります。

3つ目は、社会保険労務士です。
仕事内容は、給与計算や保険申請の手続き、人事高揚や社員教育など労働衛生に関する相談、指導などを行っています。
労働社会保険諸法令に基づく申告書や帳簿書類作成は、社会保険労務士のみに許された仕事であり、会社の人事一般が取り扱う専門家であるため、人材派遣会社での需要は高いとされます。

確実に、就職先を確保して安定した生活を送りたいとお考えの方にはおすすめです。

4つ目は、衛生管理者です。
仕事内容は、労働者の環境衛生を管理し、労働災害や健康障害を未然に防ぐことです。
労働者50人当たりに衛生管理者が1人以上専任の必要があり、多くのスタッフを派遣している職場では、多くの衛生管理者が必要です。

衛生管理者免許には、2通りあり、それぞれ扱える業種に違いがあるので気を付けましょう。

5つ目は、派遣物責任者です。
労働派遣業を行う事業主に設置することが義務付けられており、派遣社員100名に対して1人以上の設置が必要です。
仕事内容は、派遣先の企業や派遣労働者間のトラブル解決や派遣労働者を保護します。

資格取得には試験はありませんが、派遣元責任者講習を受講する必要があります。
また、この資格の有効期限は3年と定められており、期限が過ぎた場合は再受講が求められます。

このように、必須の資格ではないものの、人材派遣会社で働くうえで有利に働く資格が存在するので、取得しておいて損はないでしょう。
それぞれ働きたい職業によって有利となる資格も異なるので、ご自身が就きたい業種を調べてみても良いかもしれません。

また、派遣社員のみならず、社会人の方なら是非とっておきたい資格は9つあります。

1つ目はTOEICテストです。
年に10回行われるテストで、スコアの高さでご自身の英語能力が評価されます。
これは、英語を活かした職種で役立ち、翻訳やオフィスワークなどの英語事務、貿易事務や英語の読み書きや電話対応などの幅広い業務で役立ちます。

2つ目は、日商簿記です。
商工会議所が行っている試験で、お金を扱う業種や職種で優遇されます。
具体的には、経理や財務の仕事において、計関係書類の作成、経営状態の判断などを行います。
金融関係企業や商社でも重要視されている資格です。

3つ目は、MOSです。
これは、マイクロソフトが提供しているマイクロソフトオフィスの、OAソフトに関するスキルを計る試験です。
月に1、2回行われており、一般的に使用できるかを計るスペシャリストレベルと上級者向けのスペシャリストレベルのテストが存在します。
内容は重複していないので、両方受験することをおすすめします。

4つ目は、CCNAです。
この試験は、基本的なネットワークスキルを証明する資格であり、シスコシステムズ株式会社によって実施されています。
指定の会場や日程がないので、いつでも登録された全国100以上の試験から受験できます。
IT関係の業種で役立ち、企業内のネットワークサーバーに関する業務などの高度な業務で活躍することが可能となります。

5つ目は、4つ目のCCNAの上位資格に当たり、常に新しいテクノロジーを理解する必要があるCCNPです。
CCNAと同様に、ネットワークエンジニアでとして活躍することになりますが、より大規模なネットワークを扱うことになり、高度な技術が必要になります。

6つ目は、秘書検定です。
具体的に必要とされるスキルは、資質・職務知識・一般教養・マナー・技能の5つです。
秘書検定は秘書になるのに役立つ資格であり、社会人としてのマナーやビジネスにおけるスキル獲得を目指せます。

7つ目は、損害保険募集人資格であり、保険商品に関する説明を正確に行えるかを証明します。
この試験には、「基礎単位」と「商品単位」の2つに分けられており、「基礎単位」の合格後に代理店登録や募集人届け出の手続きを行います。
そして、自動車保険や火災保険などの商品単位の受験を行っていきます。
この資格は、銀行において損害保険募集人として働くのに役立ちます。

8つ目は、漢字検定です。
漢字の記憶量のみならず、文章内での使い方について学習できます。
エントリーシートや履歴書を書く際に、読み書きを正確に行えます。

最後の9つ目は、貿易実務検定です。
主に貿易に関する知識を問う問題で、貿易関係の職種で貿易実務を行えます。

ここまで、派遣社員に必要なスキルや資格を見てきましたが、そもそもどのような方が派遣社員の働き方に向いているのでしょうか。

それは大きく分けて、3つあると考えられます。

1つ目は、柔軟な働き方をしたい方です。
主婦や学生など限られた時間の中で仕事をこなし、お金を稼ぎたい方にはおすすめです。

2つ目は、新たな環境に適応するのが得意な人です。
派遣の場合、雇用契約は長くても3年、短いと1ヶ月です。
業務内容や職場が変わりやすい環境下でも、人間関係の構築が安易にできる方や好奇心旺盛な方にも向いていると言えます。

3つ目は、強みやスキルを持っている方です。
プログラミングやデザインのスキルといった、ハイレベルかつレアな技術を有している場合、正社員以上、もしくは正社員並に収入の高い、時給2000円~3000円程度のお仕事に就くことができるチャンスも広がります。

結論から述べると、特定の技術を有し、柔軟な働き方をしたい方は派遣として働くメリットは大きくなると言えます。

みなさんは、これら3つの特徴に当てはまりましたか。
全てが当てはまっていなくとも、少なくとも1つ当てはまっていれば派遣社員について調べてみることをおすすめします。

□まとめ

今回は派遣社員に必要な資格や適性について見ていきましたが、少しでも興味のあった資格や得意分野はありましたでしょうか。
もし派遣に興味をお持ちなりましたら、是非弊社までご連絡下さい。
一同お待ちしております。

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