派遣先が休業になった時に、どう行動するかを考えている方はいらっしゃるでしょうか。
多くの方が、どのように対応したら良いかわからないと思います。
しかし、しっかりと対応方法を考えておかないと、生活ができなくなるかもしれません。
そこで今回は、休業した際の対処方法を紹介します。
□休業になるケースについて
派遣社員として働いている限り、誰もが休業になる可能性は秘めているでしょう。
ここでは、休業になるケースをいくつか紹介します。
1つ目は、派遣先から派遣社員の交代を要請されたケースです。
派遣先が派遣社員の就業状況について不満を感じた場合、派遣社員の交代を要請することがあるでしょう。
その派遣社員は、新しい派遣先が決まるまでは休業になってしまいます。
2つ目は、派遣契約が解除されたパターンです。
派遣先から派遣の契約を解除された場合も、新しい派遣先が決まるまでは休業といった扱いになるでしょう。
3つ目は、台風や地震などの天災の影響によって休業する場合です。
派遣先が震源地の近くであれば、働くことが困難になりますよね。
4つ目は、労災によって派遣社員が休業する場合です。
このように、休業には様々なパターンがあることをご理解いただけたでしょうか。
□休業になった時の対処方法とは
ここまでは、様々な休業のパターンを紹介しました。
しかし、休業になった場合、次に何をしたら良いかわからなくなりますよね。
ここからは、休業した場合の対象方法を紹介するので、参考にしてくださいね。
急に仕事がなくなった場合に知っておきたいのが、労働基準法の知識です。
派遣社員でも、休業手当や休業補償を得られることをご存知でしょうか。
派遣先の都合で仕事がなくなった場合は、派遣先の会社は平均賃金の60パーセントを支払う義務があるので安心してください。
派遣先から休むように伝えられた場合は、派遣元の責任者に連絡してください。
そして、派遣先の都合であれば、派遣会社は派遣社員に対する補償を確認します。
そして、派遣先に対して休業手当の確認をするでしょう。
こうした手当が支払われなかった場合は、30万円以下の罰金に処せられます。
急に働けなくなると収入が安定しないため、不安になりますよね。
しかし、こうした法律を知っておくことで、自分を守れます。
就業中に困ったことがあれば、すぐさま派遣会社に相談するようにしてくださいね。
□まとめ
今回は、派遣先が休業した際の対処方法を紹介しました。
派遣先では、様々な休業のパターンがあります。
派遣先の都合によって休業になった場合は、速やかに派遣会社に連絡するようにしてください。