派遣社員として働いてみようとお考えの方はいらっしゃいませんか。
派遣社員として採用されるまでの流れをご存じでしょうか。
複数の面接や長い期間を有するとお思いの方も多いですよね。
しかし、僅かなステップを踏むことで、派遣社員としてのスタートを切れます。
そこで今回は、派遣社員として採用されるまでの流れについて紹介します。
□登録会から就業するまでの流れとは
まず、派遣登録から仕事開始までの4つのステップについて紹介します。
1つ目は、登録会の予約です。
派遣社員として働きたいと思ったら、まず派遣会社に電話やメールなどで連絡をして登録会の予約をしましょう。
これが、派遣社員として働くための第一歩になります。
連絡をすると、派遣会社は予約の状況を見て予約会の日程を調整します。
派遣社員として働こうと考えている方の中には、できるだけ早く働きたい方や思い立ったその日中に登録したいと思う方もいらっしゃいますよね。
そのような方に、おすすめなのが電話で連絡をする方法です。
電話で午前中に連絡すると、その日中に登録会に行けることがあるからです。
登録会の枠は、時間が経つにつれて埋まっていきますよね。
しかし、前日までキャンセルに対応しているところもあり、朝の段階でその日の枠に空きが出ることもあります。
そのため、午前中に電話することで、その日の午後の登録会に参加できることもあります。
2つ目は、登録会です。
登録会の予約を済ませれば、予約の当日に登録会に参加します。
こちらでは、主に個人情報の記入や希望職種、スキルのチェック、コーディネーターとの面談などします。
こちらにかかる時間は、1時間程度となっています。
3つ目は、顔合わせや職場見学です。
登録者が希望すれば、職場見学や顔合わせのため派遣先に赴き、一緒に働く方や具体的な仕事内容について確認できます。
実際は、職場見学という名目で面接に近い選考をする派遣先もあります。
しかし、派遣法ではそういった派遣先が派遣社員を選考する行為は禁止されています。
本来のここでの目的は、派遣会社が選考した人材を派遣先に紹介することになります。
職場見学は派遣スタッフが派遣先を確認するためにするもので、法律上必須となるわけではありません。
職場を事前に確認したい方や忙しくて見学が難しい方などは、選択を出来る点が嬉しいですよね。
4つ目は、双方の合意です。
職場見学の後、派遣会社が登録者のスキルを客観的に判断して、その派遣先で働けるのかどうかを判断します。
そのため、こちらの段階では実態上の選考を受けることになりますね。
この際に、登録者側は特定の派遣先での労働を望まない場合、派遣会社からの要望があったとしても拒否できます。
また、派遣先に提出される情報は個人情報や学歴、職歴などは公開されないので安心ですね。
□派遣先が派遣社員を面接できない理由とは
次に、派遣先が派遣社員を面接できない理由について紹介します。
先程も紹介したように、派遣先は派遣社員のことを面接する行為は禁止されています。
こちらは労働者派遣法に記載されており、法律によって禁止されている行為になります。
理由としては、派遣社員は派遣会社と雇用契約を結んでおり、派遣先の企業に雇用されているわけではありません。
あくまで、派遣先の企業は派遣会社から業務の提供を受けているだけです。
そのため、両社の間で面接をして採用の可否を決定すること自体がおかしいことになります。
□まとめ
今回は、派遣社員として採用されるまでの流れについて紹介しました。
派遣社員として働こうと検討する際に、この記事が参考になれば幸いです。
派遣会社に所属して働こうとお考えの方は、ぜひ当社までご応募ください。