派遣社員として就業する場合、派遣先企業の担当者との顔合わせを行うことがあります。
今回は、そんな顔合わせについて、その内容と前もって準備しておくべき点についてご説明します。
顔合わせに行かれる際は、本記事を参考にしていただければ幸いです。
目次
□派遣の顔合わせですることとは?
顔合わせでは派遣先企業の担当者と面会し、会社を見学して業務内容や働く環境の確認をします。
具体的には、自己紹介や勤務時間・業務内容の確認、業務を始めるまでのスケジュールの調整などを行います。
自己紹介では、今までに経験した業務や取得した資格を伝えておくと、業務内容の確認がよりスムーズに行えるでしょう。
顔合わせにあたっては、派遣先企業へ訪問する前に企業の担当者と待ち合わせます。
担当者と合流し、顔合わせが行われる場所に到着したら、挨拶や経歴の確認、行う予定の業務内容の確認や質疑応答を行います。
顔合わせは普通15~30分程度で終了しますが、会社を見学する場合は1時間程度かかる場合もあります。
次に、顔合わせのそれぞれのステップにおけるポイントをご説明します。
まず、初めに挨拶では、明るく大きな声でハキハキと挨拶します。
身だしなみにも気を使い、清潔感のある見た目を心がけましょう。
基本的なマナーがしっかりしていれば問題ありませんので、当たり前を徹底しましょう。
経歴の確認では、自己紹介も兼ねて今までにこなしてきた業務の内容や取得した資格について説明します。
スムーズに説明できるよう、ここで伝える内容はある程度準備しておくと良いですね。
行う予定の業務内容の確認では、担当者から業務に関する説明を受けます。
不明点や気になる点があれば、遠慮せず質疑応答で質問しましょう。
分からない部分をそのままにしておくと、後から認識のズレが大きくなってしまい、自分の想像とは違う業務を担当することになったり、トラブルが発生したりしてしまう可能性もあるので気を付けてください。
具体的な仕事のフローや福利厚生といった点は重要ですので、説明に足りない部分があれば必ず確認しておきましょう。
就業までに勉強しておくべきことがあるかといった前向きな質問をするのも良いですね。
□顔合わせで事前に準備しておくこととは?
次に、顔合わせに向けてやっておくと良い事前準備を3つご紹介します。
*派遣登録時に作成したスキルシートを確認しておく
派遣登録時に作成したスキルシートに間違いがないか、今一度確認しましょう。
顔合わせでは職歴やスキルについて質問されます。
スキルシートと話す内容に食い違いがあってはいけないため、念のため目を通しておくと安心ですね。
*自己紹介や質問を考えておく
顔合わせでは、自己紹介や質疑応答があると説明しました。
そこで話す内容や質問する内容を考えていないと、自己紹介や質問を振られて戸惑ってしまうかもしれません。
そうならないためにも、自己紹介や質問の内容は事前に考えておくことをおすすめします。
案内された際の情報をチェックしておくことはもちろん、就業先の企業のホームページも確認しておくと良いでしょう。
*当日の服装や持ち物を確認する
顔合わせ当日の服装としては、黒やグレーといった落ち着いた色のスーツが無難です。
ただし、職場によってはスーツである必要はないこともあるため、オフィスの雰囲気に合った服装を選ぶようにしてください。
服装について不明であれば、担当者に確認しておきましょう。
当日忘れ物があってはいけないため、必要な持ち物のチェックリストを作っておいても良いですね。
□まとめ
今回は、派遣の顔合わせの内容や準備しておくべきことをご紹介しました。
顔合わせに行かれる際は、事前に内容を大まかに把握しておき、それに合った準備をしておくと良いですね。