初めて派遣される場所での勤務は、不安と考える方も少なくないはずです。
他の社員の方との対人関係を上手く築けるかといったことは、派遣先で働くうえで非常に大切な要素でしょう。
今回は派遣社員として働いている方に向けて、上手な働き方やコツについて紹介します。
目次
□働くうえでまず大切なのはコミュニケーションの基礎を押さえておくこと
*コミュニケーションの重要性
働くうえで大切なことは、コミュニケーションの基礎を押さえて、良好な関係を築く方法を確認しておくことです。
派遣社員として働いていく際に、コミュニケーションで特に気をつけてほしいポイントがいくつかあります。
ここでは、それらを確認していきましょう。
まず重要なのは、積極的な挨拶です。
他の社員や職場関連の人々に対して積極的な挨拶を心掛けることによって、自分の印象をアップできます。
ハキハキと過度になり過ぎない程度に挨拶すると良いでしょう。
また、ホウレンソウ、つまり「報告・連絡・相談」は欠かさないようにしてください。
簡潔かつ明確に伝えることを意識するようにしましょう。
この中でも特に、相談は重要です。
何かわからないことがあれば放置するのではなくて、相談できるようにしておきましょう。
*うわさ話や悪口には関わらない
うわさ話や悪口には関わらないようにしましょう。
職場で悪口や良くないうわさ話に参加してしまうと、信頼性の欠如につながるかもしれません。
もし、職場に関する不満などがある場合は、まずは家族や友人に聞いてもらうようにしましょう。
本当に相談したいことがあれば、上司などに話すようにして、根拠のないうわさ話に加担しないようにしてください。
*アドバイスは素直に受け入れる
アドバイスをされた際は、素直に受け入れるようにしましょう。
自分の考えに固執して、受け入れないという姿勢を貫きすぎてしまうと、扱いにくい存在になってしまうかもしれません。
仕事でのミスや謝らないといけないことがある場合は、しっかりとアドバイスを受け入れ、対応や姿勢を改めるようにしてください。
□派遣で上手に働くコツ
ここでは、派遣で上手に働くコツを2つ紹介します。
1つ目は、正社員に判断を仰ぐことです。
派遣社員は、派遣先の企業の指示に従って働きます。
そして、派遣された企業の業務全体の責任は正社員にあります。
そのため、自分で判断が利かない場合は、必ず些細なことも含めて正社員に連絡・相談するようにしてください。
職場経験が蓄積されていくと、判断を任される場合もありますが、基本的には責任者の指示に従って仕事をこなすようにしてください。
勝手な判断は、必ず避けるようにしましょう。
しかしながら、これまでの経験やスキルと異なるようなアドバイスを受けるような場合もあります。
また、自分の所属する派遣会社からの指示と派遣先の会社からの指示内容が異なるようなこともあるかもしれません。
そのような場合でも、独断で判断するのは避けて、双方としっかりコミュニケーションを図り、柔軟に対応してください。
2つ目は、自分がすべき仕事を把握することです。
派遣社員なので、業務内容は明確に決められています。
もしも、派遣先で業務内容以外のことを依頼された場合は、業務内容の対象外なので断ることが可能です。
ただし、それだけ業務内容が明確に定められているので、それに見合った仕事は求められます。
現状の自分のスキルに満足せずにスキルアップを続けておけば、長期的な契約更新にもつながるので、そういった点も意識するようにしましょう。
□まとめ
今回は派遣社員として働く方に向けて、上手な働き方やコツについて紹介しました。
これらのポイントを意識することで、職場での対人関係がスムーズに築けるでしょう。
派遣で働いている方は、ぜひ参考にしてみてください。