「リストラされて派遣社員として働くことになったが、ボーナスがもらえるのかどうかが気になる。」
「生活を安定させるために、ボーナスがほしい。」
このようにお考えの方は多いですよね。
実は、派遣社員でもボーナスはもらえることを知らない方が多いでしょう。
そこで今回は、派遣社員のボーナスについて紹介します。
□派遣でボーナスがもらえるパターンとは
派遣でもボーナスをもらえることに驚いた方も多いのではないでしょうか。
ここでは、実際にボーナスをもらえるパターンをいくつか紹介します。
派遣先のボーナスを期待している方は、ぜひ参考にしてください。
派遣社員がボーナスをもらうためには、2つのパターンがあります。
1つ目は、紹介予定派遣での雇用です。
こちらは、派遣先に正社員として雇用されることを前提としている就労形態です。
まずは派遣社員として働き、その後正社員として雇用されるという流れでしょう。
派遣社員として働きながら正社員を目指せるのは、大きなメリットですよね。
また、派遣社員の間に職場環境や仕事内容を肌身で感じられることも嬉しいでしょう。
職場が自分に合っているのかを確かめられます。
さらに、中途入社が難しい会社であっても、結果を残せば派遣社員から正社員へと昇格できる可能性があることもメリットでしょう。
試用期間が終われば、直接雇用され、ボーナスを受け取れる可能性はかなり高いです。
2つ目は、ボーナス制度のある派遣先を選ぶことです。
やはりボーナスを受け取るためには、制度として確立されている必要があります。
会社がボーナスの制度を設定していない場合は、ほとんどもらえないと思っておきましょう。
ボーナスの制度がある場合は、支給条件が設定されているはずです。
大事なのは、制度が確立されているか、いくらもらえるのか、支給条件は何かでしょう。
しっかりと情報を集めておいてくださいね。
ボーナスがもらえるパターンは少ないですが、もらえないということではありません。
前向きに派遣先を探していきましょう。
□派遣で得られる給料と税金について
ここまでは、派遣社員でもボーナスがもらえる可能性があることを紹介しました。
給料が気になる方は多くいらっしゃいますが、税金のことまで考えている方は少ないでしょう。
ここでは、派遣社員の給料と税金について紹介します。
派遣社員が、住民税を納める際には注意点があります。
住民税は、前年の1月から12月までの1年分の所得から決められるでしょう。
正社員の場合は、給与から天引きされる普通給与という形態です。
しかし、派遣社員の場合は、住民税をご自身で自治体に納める必要があります。
住民税の計算方法はややこしいですが、おおよそ課税所得の10パーセント程度を目安に考えておきましょう。
また、税金を納める方法にもいくつか特徴があります。
一括で納める方法や、6月と8月、10月、翌年の1月と分けて納める方法があります。
住民税は後から支払うことが多いので、住民税にかかる費用をしっかりと残しておいてくださいね。
いざとなって支払えないとなると、催促の連絡が届くでしょう。
このタイミングで支払う意思があれば、それほど大きな問題にはなりません。
しかし、税金を滞納してしまうと、延滞税を支払う必要が出てきます。
そうなると、余計な税金を納めることになってしまうでしょう。
こうした面倒な事態にならないように、給料だけでなく、税金のことも考えておくことをおすすめします。
□まとめ
今回は、派遣社員のボーナスについて紹介しました。
紹介予定派遣と制度のある会社では、ボーナスがもらえる可能性があることをわかっていただけたでしょうか。
また、派遣社員は特別徴収が一般的なため、住民税が天引きされないことが多い点は頭に入れておきましょう。
派遣先を探している方は、ぜひ当社にご相談ください。