工場での派遣の仕事を考えている方の中には、できるだけ稼ぎたいと考えている方がいらっしゃるでしょう。
その場合でしたら、残業をするという選択も検討すると良いでしょう。
それでは、工場派遣で稼ぐために残業をどのように活用していけば良いのか、深夜賃金で働くことについてご紹介していきます。
□2交代制の工場が狙い目
2交代制の工場で、かつ24時間稼働している場合には、残業ができるでしょう。
なぜなら、2交代制で24時間稼働させるのには、12時間働いてもらう必要があるからです。
そのため、通常の8時間勤務よりも4時間長く働けます。
ただし、別途で休憩時間があるかもしれません。
□繁盛期も狙い目
繁盛期も生産の数を増やすことが多く、人手が必要になります。
しかし、工場によっては、残業をさせなくても生産が追いつくこともあります。
また、そもそも繁盛期のタイミングは工場によって違うので、知るのは難しいといったこともあります。
□運も大事
他に残業が出るケースとしては、欠員が出た場合です。
欠員が出ると、その対応のために残業を依頼されることがあります。
しかし、これはいつ起こるのかわからないため、運に頼ることになってしまいます。
□残業代のトラブル
残業できたとして、給与が支払われなければ意味がありませんよね。
残業代の未払いが問題としてテレビで取り上げられることもあるので、しっかりと払ってくれるのか不安に思っている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、基本的にトラブルは起きにくいそうです。
また、残業代以外にも一定の期間勤めることでもらえる満了金や皆勤手当てなどがあるという契約を結んでいるのであれば、それらも支払われるでしょう。
□法定労働時間と所定労働時間
法定労働時間とは労働基準法32条で定められている1日に8時間、週に40時間という基準のことです。
そして所定労働時間とは、会社が定めている決まった労働時間のことです。
そのため会社によって、所定労働時間は変わってきます。
□賃金が割り増しになる状況
稼ぎたい人は、賃金が割り増しになる状況も知っておくと良いでしょう。
割り増し賃金が発生するケースは、法定労働時間を超えた場合と22時~5時までの深夜勤務をした場合です。
そして、割り増しは通常の賃金の25%アップとなります。
また、深夜勤務と法定労働時間を超えた場合には通常賃金の50%アップとなります。
例をご紹介しますと、1300円の時給で8時から20時まで働いた場合、お昼休憩の1時間を除くと、11時間勤務したことになります。
そうすると1300円×8時間で10400円と残業代の1300円×3時間の3900円が25%アップして4875円となります。
つまり、合計15275円となるのです。
深夜勤務の例も見ておきましょう。
12時から24時までの勤務で、休憩を含めて11時間勤務だとします。
その場合だと、21時までの休憩含めて8時間で10400円、22時までが1625円、そして深夜賃金+法定労働時間超過分の22時~24時までの分の2600円が50%アップして3900円となります。
全てを足すと19545円となるのです。
深夜賃金が含まれるとかなり給与が変わってくるのです。
そのため、一番おすすめなのは、残業+深夜賃金で50%アップを狙うことです。
ただ、これは会社側からすると、人材コストがかかりすぎるのでこのような事態は避けるようにしているかもしれません。
可能性を高めるのであれば、人材が不足している工場に勤務すると良いでしょう。
□まとめ
この記事では、お金を稼ぐための残業や深夜労働についてご紹介していきました。
実際に、数字で見てみると残業や深夜労働をすることで、稼げる額が上がると思った方がいらっしゃるでしょう。
稼ぎたいのであれば、効果的な方法ですので、ぜひ実践してみてください。