こんにちは、製造系・工場求人総合サイトのしごとアルテです。
皆さんは転職先をどのように選びますか?
業種や待遇、仕事内容など、人によって異なるでしょう。
しかし、そう簡単に志望した会社に入れないことは皆さんもご存知だと思います。
皆がほとんど同じ条件だった新卒採用よりも難易度は高いでしょう。
転職では、同じ業種での経験の有無や、仕事に関連する資格の有無が大きく響いてきます。
少しでも楽に転職できるように、資格だけでも時間が有る時に取得しておきませんか。
今回は、転職を有利に進めるために欠かせない、工場勤務で重宝する資格についてお伝えします。
・設備関連の工場で重宝する資格
設備関連を取り扱う工場に転職される場合、【電気主任技術者資格】の取得をオススメします。
【電気主任技術者資格】
この資格があれば、発電所や変電所、工場やビルに設けられた受電設備や配線などを監督する仕事ができるのです。
この資格は、第一種、第二種、第三種の3種類があり、種類によって扱える設備が変わります。
第一種なら全ての電気工作物、第二種なら電圧が17万ボルト未満の事業用電気工作物、第三種なら電圧が5万ボルト未満の事業電気工作物を扱えるのです。
試験は全て筆記問題で出題されます。
この資格があれば、工場よりも良い職場に転職できるため、機会があれば取得しておいていください。
・荷物を運搬する工場で重宝する資格
ほとんどの工場では荷物を運搬します。
その際に、【フォークリフト免許】、【玉掛け資格】、【クレーン運転免許】があれば、転職してから活躍すること間違いなしです。
【フォークリフト免許】
フォークリフト免許は、運転するフォークリフトが載せられる荷物の重さ(最大積載荷重)で免許の必要性が変わるのです。
最大積載荷重が1トン未満のフォークリフトであれば、事業所内であれば、教えてもらいながら運転できます。
最大積載荷重が1トン以上のフォークリフトからは、資格が必要です。
その資格は普通自動車の運転免許と同様に、教習所に通わなければなりません。
しかし、学科講習11時間、実技講習24時間と短期間で取得できます。
教習所の中には、1週間以内で免許を取得できるコースを設けている所もあるそうです。
工場内でフォークリフトを運用する機会は多いため、できる限り取っておいた方が良い資格と言えるでしょう。
【玉掛け資格】
玉掛けとは、クレーンと荷物を結ぶ人の事です。
荷物にクレーンから伸びた紐をかけるには、この資格が無くてはなりません。
玉掛け資格を取得するには、試験を含めた学科講習13時間、実技講習7時間が必須です。
大きな製品を造る工場なら、この資格が重宝されうる機会があるかもしれませんね。
転職先が製造している製品に用いられる素材の大きさを調べてみてはいかがでしょうか。
【クレーン免許】
クレーン免許は、クレーン・デリック運転士と移動式クレーン運転士の2つに分けられます。
クレーン・デリック運転士では天井クレーンや橋形クレーンを運転でき。
移動式クレーン運転士なら積載型トラッククレーンやラフテーレーンクレーンなどを運転できるのです。
玉掛け資格と一緒に取得しておけば、運搬する部署で重宝されること間違いありません。
工場見学などを利用して、どのような免許が重宝されるか確認しておきましょう。
まとめ
今回は、転職を有利に進めるために欠かせない、工場勤務で重宝する資格についてご説明しました。
資格の有無は採用に響くことがあります。
相談会や工場見学などの機会があったら、どのような資格を持っている人が欲しいか聞いておきましょう。
資格によって難易度は大きく変わるため、もしかしたら面接までの間に取得できる資格もあるかもしれませんよ。
資格を取って、転職を有利に進められるようにしませんか。