土日休みと平日休み、勤務先がどちらに当てはまるか気になりますよね。
この記事では企業における両者の割合について、業種や年齢の観点からお伝えします。
目次
□土日休みを採用する仕事・業種の特性
土日休みを採用するのはどのような仕事でしょうか。
以下は土日休みを採用する仕事の一例です。
*営業
*企画
*事務
*経理
*物流
*設計
*IT関連
*出版業界
*広告業界
土日休みが特徴の仕事としては会社の営業日に付属して生産活動が行われる仕事が挙げられます。
ただし納期など期限が定められている仕事で納期に間に合わない場合などは土日であろうが出勤しなければならないケースが多いです。
□土日休みのメリット
土日休みのメリットとしては、友人や家族と休みを合わせやすいことや結婚式などのイベントや地域の行事に行きやすいことが挙げられます。
円滑な人間関係を築くうえで相手と時間を合わせることは大切ですよね。
□平日休みを採用する仕事の特性
平日休みを採用するのはどのような仕事でしょうか。
以下は平日休みを採用する仕事の一例です。
*コールセンター
*営業(特に不動産・車)
*介護
*警備
*配送
*販売関係 等
以上の業種は総じて個人を相手にした接客業です。
接客業はプライベートなお金を払う個人がターゲット層になります。
ターゲット層のお客さんは基本的に平日に仕事をしているため、土日勤務である場合がほとんどです。
したがって、接客業はどの業界においても土日営業が多く、不定休であることが多いです。
□平日休みのメリット
平日休みのメリットとしては、銀行や病院、役所に行きやすいことが挙げられます。
重要な機関であるにも関わらず、土曜日は時間短縮で日曜日は閉まっていることが多いです。
しかし平日休みだと開いているので、困ることはなさそうですね。
他にも、ショッピングセンターや娯楽施設など、土日に混むような場所が空いていることも魅力的です。
□シフト制を採用する仕事の特性
シフト制とは職場で働く社員それぞれの出勤日・出勤時間が異なり、休みが定められていない(自分で選択する)勤務体系のことです。
特に飲食業やサービス業など、勤務時間の長い業種で採用されている場合が多いです。
□シフト制のメリット
シフト制のメリットは、自分のライフスタイルやプライベートと合わせて仕事ができる点です。
ただし繁忙期は希望通りのスケジュール通りにいかない場合もあるので注意してください。
□土日休み・平日休みの割合
では、世間では土日休み・平日休みどちらで働いている人が多いのでしょうか。
NHK放送文化研究所の「2015年国民生活時間調査報告書」によると、有職者全体において、曜日別の「仕事関連」の行動者率は以下の結果となっています。
*20代男「仕事関連」
・平日…67.9%
・土曜日…49.4%
・日曜日…42.4%
*20代女「仕事関連」
・平日…67.0%
・土曜日…41.0
・日曜日…32.3
*30代男「仕事関連」
・平日…89.8%
・土曜日…50.8%
・日曜日…35.5%
*30代女「仕事関連」
・平日…59.4%
・土曜日…37.6%
・日曜日…16.1%
*40代男「仕事関連」
・平日…90.7%
・土曜日…52.3%
・日曜日…35.4%
*40代女「仕事関連」
・平日…67.3%
・土曜日…34.1%
・日曜日…20.1%
*50代男「仕事関連」
・平日…92.0%
・土曜日…50.3%
・日曜日…33.1%
*50代女「仕事関連」
・平日…65.2%
・土曜日…41.0%
・日曜日…26.5%
*60代男「仕事関連」
・平日…66.5%
・土曜日…45.4%
・日曜日…30.3%
*60代女「仕事関連」
・平日…36.9%
・土曜日…28.0%
・日曜日…23.7%
項目だけで見るとやはり平日働いている割合が多いですが、土曜日と日曜日を足した割合と比較すると、数値に顕著な開きはあまりないと言えます。
つまり、勤務における土日休み・平日休みの割合が大きく異なることはない、と考えられます。
□まとめ
仕事の内容によって勤務する曜日が変わることが分かりました。
休みがいつなのかはプライベートと関連する大切な問題ですよね。
家族や友人と休みの日が合わないのは辛いと思う方は、土日休みまたはシフト制を採用した企業がおすすめです。