派遣社員として働きたいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
派遣として働くには、面接に受かる必要があります。
この記事では、派遣の面接に受かるためのポイントを人材派遣会社が詳しく解説します。
ぜひ、参考にしてください。
□派遣の面接に受からない原因とは?
何回も面接を受けても受からない可能性はあります。
そんな場合は、気が滅入ってしまいますよね。
そうならないために、面接に落ちる原因を知っておき、その原因に気を付けて面接を受けると良いでしょう。
以下で、5つの原因を紹介するのでお役立てください。
1つ目は、競争倍率が高い場合です。
採用人数に対し、面接を受ける人が多ければ多いほど受かりにくくなります。
特に事務職の倍率は高い傾向があるため、採用人数が多い求人を選ぶと受かる確率を上げられます。
2つ目は、年齢です。
派遣社員は若い人が採用されやすい傾向があります。
本来は、派遣先企業が年齢で採用するかどうか判断することは禁止されていますが、実際に行われているところもあります。
ある年齢以上の人は、登録会の時点で採用しないという派遣会社もあるので気を付けましょう。
また、派遣先企業が若い女性を求めている場合、その希望を明確に言うと法律違反になるため、その希望に沿った応募者が現れるまで待つ場合があります。
そのような場合は、理にかなっていない理由で落とされます。
もし、よく分からない理由で面接に落ち続けているのであれば希望の条件に当てはまっていないためで仕方ないと考えるのが良いかもしれません。
3つ目は、容姿です。
全ての企業が容姿を採用基準としている訳ではありませんが、事務や受付の場合はお客様の対応をするため容姿の良い人が採用されやすいと言われています。
容姿にあまり自信のない人は、来客対応のない仕事に応募するのをおすすめします。
4つ目はスキルと経験です。
職種によってはこれらが重要視されます。
たとえば、経験者と未経験者が同時に応募してきた場合を考えてみてください。
年齢やコミュニケーション能力などに大きな差がなければ、経験者の方が採用したいと思いませんか。
経験はその職種に関係あるものだけではなく、正社員経験が3年以上あるといった1つの企業で長く働いた経験も有利になります。
5つ目は性格です。
派遣先の企業により、求める人物が変わるため一概にこの性格が良いとは言い切れないため、難しいところです。
面接では、明るく受け答えした方が良いと思われやすいですが、大人しい方が採用される場合もあります。
そのため、応募した企業がどのような人を求めているのかを考えることはとても重要です。
しかし、面接に受かるには受け答えができるコミュニケーション能力があり、他者の話を素直に聞けることは最低限必要です。
これらの点には注意しましょう。
また、今まで面接で自分をアピールすることに力を入れてきた人は一度面接のスタイルを見直すと良いでしょう。
派遣会社は自分をアピールするのが得意だったり、自己顕示欲が高かったりするような仕事ができそうな人よりも従順な人を好む傾向があります。
これらを基に自分の面接時のあり方を考え直してみましょう。
□面接に通るためのポイントとは?
上記で、面接に通らない原因を紹介しました。
それでは、面接に通るためにはどのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか。
以下で、ポイントを3つ紹介するので参考にしてください。
1つ目は、自信をもってスキルや経験を伝えることです。
派遣の面接は、採用にかけられる時間がとても短いと言われています。
そのため、採用担当者は限られた時間内で応募者のスキルや経験をできるだけ多く聞きたいと考えています。
自分がもっている能力や今まで行ってきたことは、出し惜しむことなく担当者にアピールしましょう。
2つ目は根性があることをアピールすることです。
時には社内の人間関係が上手くいかなかったり、お客様への難しい対応をとらなければならなかったりする場合があります。
そのようなことに耐えられず、すぐに辞めてしまう可能性のある人より、根性があり問題解決のために自ら取り組める人の方が企業では求められます。
そのため、面接では自分には根性があること、前向きで何事にも一生懸命取り組めることなどをアピールするようにしましょう。
3つ目は仕事の内容について質問することです。
面接では採用担当者が応募者に質問するだけでなく、応募者が採用担当者に質問する機会があります。
その際の質問で、「残業はどれくらいありますか。」と聞くのと「私がもつスキルは仕事に活かせますか。」と聞くのでは担当者が抱く印象がかなり異なります。
前者では、あまり仕事をしたくないと考えている印象をもたせてしまうかもしれません。
一方、後者では仕事に対してやる気があるイメージをもってもらえます。
面接では、仕事に対するやる気をアピールできるような質問をしましょう。
もし、仕事面以外で疑問なことがある場合は派遣会社の担当者に聞き解決するのがおすすめです。
□面接に受かりやすい職種とは?
未経験の場合は面接で落ちやすくなります。
しかし、未経験でも面接に受かりやすい職種はあります。
以下で3つの職種を紹介するので未経験から始めたい方や、初めて派遣社員として働く際はぜひ参考にしてください。
1つ目は、データ入力です。
この職種は、データを早く入力することが求められます。
事務系の仕事ではありますが、事務系の仕事の経験や専門知識を必要とせず、未経験者でも歓迎の企業が多くあります。事務職に興味があればこの職種から始めてみてはいかがでしょうか。
2つ目は、梱包やピッキングと発送業務です。
これらの仕事は、倉庫や発送センターで商品を見つけ、梱包して発送することです。
最近ではインターネットでの通販が増えてきているため、需要が多くなっています。
他の職種と比べ比較的簡単なため未経験者でも始めやすい職種ですが、時給が低い場合が多いためそこは注意しましょう。
3つ目は、軽作業です。
軽作業は幅広い業者にわたることが多く、業務は様々です。
倉庫や百貨店での作業やオフィスでの清掃など、少しでも身体を動かすものであれば軽作業としてまとめられます。
応募時にどのような作業をするのか、詳しく確認すると良いでしょう。
また、この仕事も専門的な知識や経験がなくても採用してくれる企業が多いため、応募しやすい仕事といえます。
□まとめ
今回は、派遣の面接に受かるにはどのようなことをすれば良いか説明しました。
原因をまず考え、それを改善する努力をしましょう。
そして、面接の際には自分のスキルや経験などをアピールし、仕事に関する質問もしましょう。
派遣の面接に受かりたいとお考えの際に、この記事がお役に立てば幸いです。