「派遣社員として働きたいが、使えなければ契約を切られてしまうのかな」
「仕事ができるようになるためにはどうすれば良いのだろう」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、使えない派遣社員の特徴をご紹介します。
また、派遣社員から正社員になれる方の特徴もご紹介するので、参考にしてください。
□使えない派遣社員の特徴をご紹介!
せっかく働くのであれば、使い勝手の良い派遣社員になりたいですよね。
そのためには、使えない働き手の特徴を知っておく必要があります。
この章では、使えない派遣社員の特徴を7つご紹介します。
派遣社員をお考えの方は、ご自身が以下の特徴に当てはまっていないかどうかご確認ください。
1つ目は、常識的な礼儀やマナーに欠けることです。
マナーや礼儀に欠ける派遣社員は、マイナスイメージを持たれやすいです。
たとえスキルを持っていて即戦力になれるような方であっても、挨拶やお礼などができなければコミュニケーション能力が欠如している印象を持たれるでしょう。
「派遣社員は仕事さえできればいい」と考える方もいらっしゃいますが、仕事を円滑に行うためにも日々のコミュニケーションは非常に大切です。
2つ目は、依頼された仕事をこなせないことです。
派遣先企業が派遣社員に対して求めているのは、依頼された業務を的確にこなすことです。
よって、依頼がこなせない派遣社員は当然ながら「使えない」と思われてしまいます。
ルールをすぐに忘れてしまったり、期限を守れなかったりしても、低い評価を下される可能性があるため注意しましょう。
また、わからないことやミスが発覚した場合はすぐに上司や周りの方に相談して、判断を仰いでください。
3つ目は、業務がスキルに見合ってないことです。
働く前までは即戦力として期待された派遣社員が、実務に入るとそのスキルに見合っていないケースは少なくありません。
また、派遣会社にて開催されるビジネス関連の研修を理解しておらず、派遣先が依頼した能力水準に達していない場合もあります。
あまりにも能力に不足がある場合は、派遣会社のマッチングミスの可能性もありますので、派遣先の変更を検討してみるのも一つの手です。
4つ目は、遅刻や欠勤が多いことです。
他の社員は時間通りに出社しているのに対して、一人だけ遅刻が続いてしまうとモチベーションが低いととらえられてもおかしくありません。
電車の遅延などの正当な理由がない限り、原則として遅刻は厳禁です。
また、電車の遅延や微熱ですぐにずる休みしようと考える方もいますが、それが続くと派遣会社のブラックリストに入る恐れがあります。
派遣会社のブラックリストに入ってしまうと、仕事の紹介をしてもらえなくなる可能性があるため、社会人マナーはきちんと意識しましょう。
5つ目は、プライドの高さからミスを人のせいにしてしまうことです。
派遣社員・正社員にかかわらず、プライドの高さから自分の非を他人に押し付けてしまう方がいらっしゃいます。
特に専門的な職種の派遣社員が、派遣先の担当社員に反抗的な態度を取ってしまうケースは多く見られます。
たとえ派遣先の担当社員が自分より年下であっても、高圧的な態度を取ってはいけません。
このような態度を取ってしまうと、派遣先の社員が指示をしづらくなり、扱いにくくて使えない印象を持たれるでしょう。
6つ目は、注意や指摘を受けてふてくされることです。
派遣社員が業務でミスを犯した場合に、担当社員から注意を受けるのは当然のことです。
初めての業務ではわからないことだらけですので、ミスをしてもおかしくありません。
ミスをする度に注意や指摘を受けたとしても、素直に聞き入れるようにしましょう。
7つ目は、仕事の覚えが悪いことです。
派遣社員の中には、しばしば職場を変える方もいらっしゃるでしょう。
一つの職場での仕事を覚える期間が短く、そのせいで仕事の覚えが遅い方は「使えない」と思われてしまう可能性があります。
わからないことをそのままにして作業するのではなく、納得するまで上司や同僚に尋ねることが大切です。
□使えないと言われた場合の対処法をご紹介!
これまで使えない派遣社員の特徴をご紹介しましたが、ここからは「使えない」と言われた場合にどのように対処すれば良いのかご紹介します。
1つ目の対処法は、ご自身のスキルアップを図ることです。
希望する派遣先に対して能力が足りていないと感じるのであれば、スキルアップのために努力しましょう。
ご自身のスキルを上げることで、派遣先の依頼をこなせるようになります。
スキルを上げるための有効な手段としては、派遣先の方から教わったことをメモする習慣をつけることが挙げられます。
一度犯したミスを繰り返す方は、教わったことが頭から抜けている可能性が高いです。
ご自身の記憶だけにとどめておくのが難しいようであれば、ささいなことでもメモを取り、いつでも見られる状態にすることでミスを減らせるでしょう。
またスキルアップを図るのと同様に、仕事に対する意識改善も大切です。
モチベーションが低いと指摘された場合は、真摯に受け止めてご自身の意識を改善しましょう。
有効は手段としては、モチベーションを高くして働いている派遣先の方の話を参考にすることです。
それでも使えないと言われた場合は、仕事を変えるのも一つです。
ご自身に合わない派遣先で仕事をしても、双方にメリットは望めません。
□派遣社員から正社員になれる方の特徴をご紹介!
最後に、派遣社員から正社員になれる方の特徴を3つご紹介します。
派遣から正社員になりたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
1つ目は、スキルが高い方です。
スキルが高い方は、やはりどこで働いても重宝される存在になるでしょう。
会社は自社に貢献できそうな人材が欲しいため、スキルが豊富な方は有用とみなされ、正社員に採用される可能性が高くなります。
「誰にも負けない自信がある」という圧倒的なスキルがあれば、年齢問わず採用される可能性は高くなります。
2つ目は、キャリアが豊富な方です。
経歴書を見た際に、キャリアが豊富な方は会社にとって好印象です。
ただし、短期間で転々と職を変えているのはむしろマイナスイメージを持たれてしまいます。
経歴書や面接では、それぞれの仕事に「この職ではこのようなことを学んで自身が成長できた、会社に貢献できた」と言えることが重要です。
3つ目は、仕事に対して意欲的な方です。
会社も正社員に対しては「会社を優先するのが当たり前」と考える傾向にあるので、プライベートを多少犠牲にしてでも本気で仕事に取り組める方が選ばれやすいでしょう。
中には、「残業は絶対したくない」「休日に会社から電話がかかってくるなんて無理」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
もちろんお気持ちはわかりますが、このような考えのままだと正社員には向いていません。
正社員になる以上は、ご自身のプライベートを優先しすぎないことが大前提とも言えるでしょう。
□まとめ
今回は、使えない派遣社員の特徴と使えないと言われた場合の対処法についてご紹介しました。
また、使える派遣社員になって正社員に選ばれる方の特徴についてもご紹介しました。
この記事をきっかけにご自身の働き方を振り返ってみて、より活躍できるよう努力してみてはいかがでしょうか。