派遣の仕事で物流業界に興味があるけれど、仕事の内容や企業の探し方がわからないというお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
派遣の仕事は色々な職種、業界にチャレンジできるというメリットが魅力的ですよね。
そこで今回は、派遣仕事における物流業界について解説します。
□物流業界の動向を解説
はじめに物流業界がどうなっているのか、や、最近の物流業界の流れを把握しておきましょう。
派遣とはいえ、数ヶ月間働くことになる場合が多いです。
業界内部に詳しくて困ることはありません。
物流と一言で言っても、陸海空と大きく3種類に分けられます。
現在の日本ではトラックによる陸の物流が多いですが、グローバル化の進展や少子高齢化、テクノロジーの発展と言った要素を踏まえると空や海からの輸送手段も今後盛んになるでしょう。
□物流業界での派遣の仕事内容とは
物流業界とは商品の運搬だけではなく、商品を倉庫に保管する行程から商品が店舗に届くまでのすべての仕事を担う業界です。
したがって、派遣の仕事も倉庫における整理運搬作業、工場における流通作業、物流の流れを操作する事務仕事など、色々な仕事があります。
運搬だけが仕事ではないという点に注意が必要でしょう。
「保管」の仕事とは、商品の受け渡しを調整しつつ商品の質を保ちながら保存しておく仕事です。
例えば、食べ物を預かっている場合は冷凍や冷蔵を通した品質管理が必要になりますよね。
「荷役」の仕事とは、荷物を運搬するための積み込み作業や倉庫からの出し入れを担う業務になります。
海外との貿易の中での物流の場合は、関税関係の処理をする必要が出てきます。
「加工」作業とは、商品にラベルを貼ってみやすくしたり、値札を取り付けたりする作業になります。
加工も物流の仕事なのかと驚かれた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、商品を生産現場から店舗へ運ぶ中で加工が必要になるケースがあります。
「情報管理作業」とは、商品がどれだけどこに運ばれる必要があるか、商品の品質はどうか、いつ商品を届けるべきか、などを管理する業務になります。
どちらかというと事務的な仕事ですが、情報で商品データを管理する場合は必須の業務ですよね。
□物流業界で働く際の注意点を紹介
続いて、物流業界で働くためには、どのようなポイントに注意するべきかについて解説します。
初めて物流の仕事に携わる方は不安も多いでしょう。
一つ目のポイントは、資格保持者しか行えない業務があるという点です。
物流が扱う商品は様々ですよね。
中には、電気やガス、危険物取扱といった資格を必要とする仕事があります。
二つ目のポイントは、物流業界は体を使う業務が多いという点です。
一般企業は基本的にデスクワークが多いですが、物流業界は荷物を運び出したり管理したりと実際に体を動かす仕事が多くなっています。
したがって、持病をお持ちの方や足腰に痛みを抱えている方には長期間の仕事はおすすめできません。
三つ目のポイントは、安全性です。
物流や製造業界では、大型の機械を使用する機会が多いですよね。
そのため、一般業務よりも労災事故が生じる可能性が高くなってしまいます。
実際にこの業界での労災死亡者数は、全労災死亡者数のうちの30パーセントを占めています。
しかし、派遣業務の安全性は見直されてきているので、過度に心配する必要はないでしょう。
派遣先で行われる研修や講習、業務説明を真剣に聞き注意しながら業務に取り組めば、事故が起きる可能性は低くなります。
□まとめ
今回は、物流業界における派遣仕事について解説してきました。
本記事を通して、物流業界や製造業界での派遣仕事に少しでも興味を持たれた方はお気軽に当社までお問い合わせください。