こんにちは、製造系・工場求人総合サイトのしごとアルテです。
30代になってから転職を考え始めるという方も、近頃は人手不足な会社が多いこともあって少なくないのではないかと思います。
そして、その中で手に職をつけたいという思いであったり、専門的なスキルを身に付けたいということで製造系の仕事に転職を考えている方がいらっしゃるかと思います。
しかし製造業の仕事にも向き不向きがあったりするので、ある程度の下調べの下、自分に向いているのかを判断するのが得策でしょう。
そこで今回は、30代で製造系の仕事への転職を考えている方に向けて、押さえておきたいポイントについて解説していきたいと思います。
①未経験からでも求人はあるが要注意
製造系の仕事は比較的他の職種に比べて未経験からでも求人を出している割合が多い職種です。
なので、基本的にはそれまで全く違った業界で働いていたとしても、採用されることは全然あり得ます。
また、未経験の求人を出しているわけなので工場に勤務することになったらマニュアル通りに仕事をこなせば、ある程度の能力は身につくと思います。
ただ、未経験からOKとは言いつつも、これまでの社会人経験で培ったマナーや対人スキルなどは見られていますし、この辺りが採用されるか否かに関わってきます。
なので、未経験からOKとは言いつつもそういった面もあることは意識して臨むようにしましょう。
②大企業に就職したりいきなり管理職にはなれない可能性が高い
やはり一般的に見ると30代からの転職は20代に比べて状況が厳しくなってくるものかと思います。
30代というと一般的な企業では係長などの管理職についていたり、何かのプロジェクトのリーダーを任されていたりと、それなりの役職者になっているケースが多いでしょう。
そして、こういったポジションにはいきなり入ることはできないことは覚えておくべきです。
特に製造業であれば、高卒などの生え抜きの社員がたくさんいたりするので、彼らのキャリアを追い抜くことは容易ではありません。
また、30代の未経験の方をいきなり雇ってしまうことは、会社にとってはかなりなリスクになります。
なので、3ヶ月ほどアルバイトとして働いた後に採用されるかを決めてもらう「トライアル雇用」という形態になる場合も多いです。
会社にとっても使えるかわからない人をいきなり雇うことはなかなかできないのでこのトライアル期間にその人が仕事に適性があるのかを見極めるんですね。
どんな部分が見られているかというと、まずは器用か不器用かの部分です。あまりにも不器用では仕事が務まらない可能性があるので、諦めた方が良いかもしれません。
次に簡単な計算ができるかも見られていることがあります。
他には、言われた工程通りに作業を進められるのかという部分も大切になってきます。
工場は基本的にルーティンワークが集まって何かを作っているところです。
決まった流れを守れない人がいるとそれだけで、作業に遅れが出てしまうのでこの点は意識して見られていると認識しておくと良いと思います。
③給料は最初は我慢が必要
30代で転職するということは給料の面に関しては最初は我慢が必要かもしれません。
特に未経験の職場に転職するのであれば、あなたは20そこそこの新卒の子達とほとんど変わりはない状況なのです。
手取りが20万を切るということも十分に考えられます。
しかし、30代の製造業未経験者であれば、ある程度は仕方のないことです。
給料をこの先上げていくためには、自分に実務的な強みがあることを会社にアピールする必要があるでしょう。
現時点でないのであれば、意識して身につける方が良いでしょう。
未経験からでも働けるということは、言い換えると誰でもできるような仕事なのでそこから早く抜け出せるように知識や技術を身につけないとなかなか給料も上がらず苦しい生活になってしまうでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、30代で製造系の仕事に転職する人が押さえておきたい3つのポイント
についてお話しして来ました。
30代で転職をしようとなるとなかなかうまくいかない面も多いのではないかと思います。
仕事には向き不向きがありますので、製造業に興味があるのであればまずは働けるようにして見るのが良いと思いますが、自分のこれまでのキャリアが活かせるのかどうかなどの部分もしっかりと考えながら、転職先を見つけるべきでしょう。
もしも1人で考えていてもわからない方がいれば、転職サイトやエージェントに相談することもできるので、後悔のないように転職活動を頑張ってください。