こんにちは、製造系・工場求人総合サイトのしごとアルテです。
皆さんが勤務先を選ぶ際に用いる条件として、給与や待遇、勤務地などがあるでしょう。
しかし、多くの人は、将来性を考えているのではないでしょうか。
せっかく理想の職場を見つけられても、そこが無くなってしまえば、また就職先を見つけなければなりませんよね。
それを繰り返すような生活は、収支が安定しません。
何より、老後の収入が無くなってしまいます。
そのような不安を抱えながら生活するのは、精神的に疲労してしまうでしょう。
それを避けるためにも、職場の将来性を考えることは重要なのです。
では、製造系の将来性はどうなのでしょうか。
実際に働いている人達の視点から、生き残れる業界、危ない業界を聞いてみました。
それらを参考に、自分の就職先を考えてみませんか。
今回は、製造系の中で生き残れる業界、危ない業界についてお伝えします。
【生き残れる業界】
製造系に勤務している人達は、以下の4つがこの先も生き残れると思っているそうです。
・自動車
・精密部品
・農工作機
・輸送機器
自動車に関しては、半数以上の人がその名前を挙げていました。
ハイブリッドカーをはじめとした環境に配慮した製品や、電気自動車などの新しい時代を象徴する製品の開発。
若者の車離れによって、自動車産業は衰えることはあるかもしれませんが、消滅することとはないでしょう。
精密部品などは、企業が企業に対して製品を販売する「B to B型産業」であることが理由として挙げられるでしょう。
製品管理を行う際に用いるセンサーや計測器、モニターなどを作る業界です。
消費者である我々からしたら馴染みのない業界ですが、企業からしたら欠かせない業界とされています。
その上、日本には高い技術力を持った精密部品業界が多数存在するため、海外企業との提携もあり得る話です。
あまり知られていない分野にこそ、将来生き残る可能性が転がっています。
一度、手元にある製品を作っている会社と取引を行っている会社を調べてみてはいかがでしょうか。
理想の職場は大手にあるとは限りませんよ。
【危ない業界】
製造系に勤務している人達は、以下の3つがこの先は危ないと思っているそうです。
・AV家電
・半導体
・パソコン
最近の中国における技術向上や、海外の新製品の輸入は、日本の家電業界を脅かしています。
技術的な側面もありますが、テレビを見ない人が増えてきたのも理由の一つでしょう。
この2つからダメージを受けているAV家電が消滅するのは、時間の問題かもしれませんね。
半導体やパソコンも海外からの影響を受けているでしょう。
どんなに性能が優れていても値段が高すぎれば、なかなか購買にはつながりにくいですよね。
それなら、少し劣っても安価な製品に手を伸ばす人がほとんどでしょう。
日本の狭い国土上、仕方のないことかもしれませんが、その壁を越えなければ、海外製品の参入に飲まれてしまうかもしれませんね。
驚くべきことに、半導体やパソコンに票を入れたのは、それらの開発を担っているエンジニア系の人達です。
どちらの業界においても、自分たちの製品が消えていくと考えています。
しかし、時代がどのように移り変わるかは誰にもわかりません。
もしかしたら、今では想像できない大逆転があるかもしれませんよ。
だからと言って、現実を楽観視しないようにしましょう。
30代なら転職というように、年代ごとで用意すると、より安心できますよ。
危ないと思われている業界に勤めるなら、それ相応の準備をしておきましょう。
まとめ
今回は、製造系の中で生き残れる業界、危ない業界についてご説明しました。
これからの社会どのような変化が起こるかわかりません。
今回お伝えした内容通りに成る事があれば、逆転してしまうことも考えられます。
多面的に企業を捉えて、自分なりに将来性を図ってから、勤務する場所を選びましょう。