会社には色々な人がいますよね。
あなたと考え方が似ている人もいれば、正反対の考え方をする人もいるでしょう。
そのような人たちと仕事をしてくためには、目標と意識を共有しなければなりません。
そこで用いられるのが、経営理念です。
個人がそれぞれの目標を達成し、会社がより成長していくために、経営理念はその支えをしてくれます。
では、具体的には、どのような内容が記載されているのでしょうか。
今回は、私たちフジアルテが掲げている経営理念の中から、社員の意識を一致させる経営理念をお伝えします。
【仲間のために尽くす】
フジアルテでは、人の行いの中で最も美しく尊い物を「人のために何かをしてあげるという行為」だと捉えています。
人は普通、まず自分のことを第一に考えてから行動しますよね。
実は、誰でも人の役に立ち、喜ばれることを最高の幸せとする心も持っているのです。
役割が違ったり、本社、営業所など職場が離れていたりしても、心を通わせることができれば、困っている仲間がいた時に、助け合い、仲間のために尽くすということができるのです。
つまり、職場の仲間にとって嬉しい時は自分の事のように喜び、辛い時や悲しい時は、一緒に乗り越えようと手を取り合える関係を目指しています。
人は誰しも、自分の事であれば簡単にあきらめてしまうのです。
しかし、仲間のためにと思えば、必死になって自らの力を発揮しようとします。
私たちはそのような、お互いが仲間のために努力を惜しまない、同志としてのつながりをもった素晴らしい集団になっていくことを目指しているのです。
【ベクトルを合わせる】
簡単にベクトルという言葉の意味を振り返ってみましょう。
ベクトルとは、同じ方向に向かって進むエネルギーとパワーのことです。
会社という組織における「ベクトルを合わせる」
とは、一人ひとりの考え方や価値観を合わせ、進むべき方向と目指すべき目標を共有し、その目標の達成に向けて、個々の持つ最大限の力を終結させることを指しています。
私たち一人ひとりは、それぞれ容姿が違います。
考え方や価値観もそれぞれです。
もし、従業員一人ひとりが、ばらばらの価値観や考え方、目標に従って行動したらどのような事態に陥ってしまうでしょうか。
団体競技を思い浮かべてみてください。
全員が勝利という共通の目標に向かって力を集結させ、強い使命感を持ち一丸となって戦っているチーム、各人が個人タイトルだけを意識しているチームとでは、自然とその勝負に差がついていきますよね。
企業においてもそれと同じことができます。
全従業員が一丸となって同じ目標に向かって力を集結させた時、会社全体として大きな力を発揮していくのです。
それが実現すれば、どのような課題も乗り越えることができるでしょう。
一人ひとりの力はわずかなものかもしれません。
しかし、一つひとつの小さな矢の方向と力が重なり合えば、太い矢となり何倍もの力となって驚くような成果を生み出すのです。
1+1を5にも10にもできます。
会社全体でベクトルを合わせて、四則演算では測れない成果を得られるようにするのです。
今回は、フジアルテが掲げている経営理念の中から、社員の意識を一致させる経営理念をご紹介しました。
会社の中には、あなたが苦手と感じるような人もいるでしょう。
時には、話すのを避けてしまうこともあるのではないでしょうか。
しかし、問題を先送りにしてしまえば、どんどん対処するのが難しくなっていってしまいます。
意識を共有したり、ベクトルの向きを合わせたりしなければ、会社の不利益となってしまうでしょう。
そのような状態になってしまえば、会社で働くのが嫌になってしまいますよね。
辛い気持ちを抱えながら仕事をしないために、企業の経営理念を確認してみませんか。