「正社員のような安定した収入を得るためにはどうしたらいいのだろう…」
「無期雇用派遣ってどのような制度か気になっている…」
そんな思いをお持ちではないでしょうか?
派遣社員として働くことができる期間は、最大でも3年でその先が不安だという方もいらっしゃるでしょう。
正社員のような安定した収入を得て安心した生活を手に入れたいですよね。
でも、そんなことができるのだろうかというのが正直なところだと思います。
そんなあなたに今回は、知っておくと役に立つ「無期雇用派遣」の働き方とそのメリットとデメリットをご紹介していきます。
□そもそも「無期雇用派遣」とは?
「無期雇用派遣」という言葉を聞いても、あまりピンとこないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
無期雇用派遣とは、期間の定めのない労働契約に転換することができるという制度です。
同じ派遣先との契約が複数回にわたって更新されており、平成25年4月以降に開始した期間が5年を超えていることが条件になります。
ここで注意しておきたいことが、無期雇用派遣社員は、派遣先の「正社員」と同じではないということ、つまり「正社員」になったわけではありません。
無期雇用派遣は、2018年度問題の背景が問題となっており、今注目を集めている制度の一つになります。
□「無期雇用派遣」のメリットとは?
「無期雇用派遣」という制度について分かっていただけたところで、メリットにはどのようなものがあるのかをいくつか挙げていきたいと思います。
メリットとして挙げられるのは、やはり、正社員のような「月給」「賞与」月の給与形態になるということです。
派遣社員としての契約期間が終了した場合でも、待機期間が生まれず、比較的「安定した収入」を得ることが可能です。
これらのように、仕事内容が大きく変わることもなく、給与の待遇を受けたりすることがメリットといえるでしょう。
また、無期雇用派遣のメリットに次のようなものがあります。
*福利厚生が受けやすくなる
企業ごとの福利厚生が正社員と変わらず、受けやすくなるというメリットが無期雇用派遣にはあるのです。
これまでは、受けることができなった手当や割引サービス福利厚生の恩恵を受けれるようになることがあります。
また、派遣社員のときより無期雇用派遣になると社員と働き方の違いがほとんどなくなるということで、無駄な気を使うこともなくなるでしょう。
さらに、改正派遣法により定められた3年間の制限もなく、働き続けることができるので職がなくなるという心配はなくなります。
□「無期雇用派遣」のデメリットとは?
メリットにはどのようなものがあるかは分かったけど、やはりデメリットの方も気になりますよね。
「無期雇用派遣」には、次のようなデメリットが挙げられます。
*契約解除になることもある
前述したように、無期雇用派遣になったからといって、「正社員」になったということではないので場合によっては、契約解除になるという可能性は少なからずあります。
よって、手を抜いていたり、仕事に怠けていては、無期雇用派遣になったとしても契約解除の原因となってしまうので注意が必要になります。。
派遣社員でもなく、正社員でもないという中途半端な立ち位置である無期雇用派遣では、新しい環境や仕事内容に慣れるまで努力する必要があります。
□最後に
今回は、「無期雇用派遣」の働き方とそのメリットとデメリットについてご紹介していきました。
皆さんの中にも、今の生活から抜け出したいという方もいらっしゃると思います。
もし、今の派遣社員としての生活に不安を感じているという方がいらっしゃいましたら、上記のようなことを是非参考にしてみてくださいね。