派遣の仕事では、職場が変わるというのはよくあることです。
職場を新たにするということは心機一転、気持ちを入れ替えられる反面、不安も付きものですよね。
「新しい仕事のやり方にうまく適応できるだろうか」
「仲間とうまくコミュニケーションをとれるだろうか」と心配ではありませんか?
実はこの不安は、いくつかのことを確認しておくことで抑えることができます。
今回は、そんな不安を少しでも解消できる、新しく仕事を始めるときにまず確認することを紹介していきます。
□新しく仕事を始めるときに確認しておくこと3つ
新しい職場では前の職場と色々なことが違ってきます。
この違いに適応できないと、周りとうまくいかなかったり思うような評価が得られなかったりします。
うまく対応するには、次の3つのポイントを押さえておくといいでしょう。
それは、「仕事のやり方が違うということ」「報連相のシステム」「社風」の3つです。
順にご紹介していきます。
*仕事のやり方が違う
前職と同じ業界でも、会社によって仕事の仕方は全然違います。
例えば工場勤務だとすれば、作業工程や報告作業というのは、会社によって全く異なるものになります。
いくら前職で経験があっても、その部分は新しい職場に合わせなければなりません。
同じ業界であっても、前のままではやっていけないこと、新しいことを学ぶ必要があるという心づもりが大切です。
素直に学ぶ姿勢があれば、周りに人からも好かれやすいものです。
また、それで仕事を早く覚えれば評価にも繋がります。
考え方ひとつで働き方がぐっと良くなりますね。
*報連相のシステム
報連相とは、「報告」「連絡」「相談」のことです。
上司にどうやって報告するのか、仲間とどうやって連絡をとるのか、相談できる機会はいつかなどについて、しっかり把握しておきましょう。
報連相がしっかりできていると、仕事を任されやすくなります。
新しい職場に入ってきた人で、一番厄介なのは「自己流で仕事を進めてしまう人」です。
分からないことはしっかり聞くためにも、報連相のシステムがどうなっているかを確認しておきましょう。
そうすることで、仕事を覚えるだけでなく、周りとのコミュニケーションも盛んになります。
また、「分からないことがあった時に周りに聞ける」という状況は安心感を生みます。
会社によってはデジタルツールを利用していたりと様々なので、不明点を聞く方法は必ずチェックしておきましょう。
*社風
会社にはそれぞれ独自の社風があります。
それは経営理念から来ることもありますし、会社の規模、業界、従業員の年齢層などからも生まれます。
実際入ってからしか分からないこともありますが、理念や規模は入る前から目安がつきます。
社風は、人それぞれ合う合わないがあります。
「新しい職場は自分に合うだろうか?」と不安になりがちなのもこの部分ですよね。
しかし、会社全体の社風と、周りの人間関係とはまた違っていたりします。
そういうものと割り切って、知れる部分をあらかじめ知っておけると安心ですね。
社風が分かってからは、社風に合った振る舞いを身に着けることで新しい職場にも馴染めるでしょう。
□まとめ
職場を新たにするということには様々な不安がつきものです。
確かに、新しい職場には不確定要素がたくさんあります。
しかし、自分が確認すべき点というのはいつも決まっています。
今回取り上げた3つのポイントは、どんな職場でも共通するものです。
「仕事の違い」というマインドの問題、「報連相のシステム」という業務上の問題、「社風」という環境の問題について、予め考えておくと安心です。
このポイントをしっかり押さえて、新しい職場でも不安なく働けるといいですね。