派遣社員だからと給料アップを諦めている方はいらっしゃいませんか?
実は、派遣社員でも給料が上がる可能性は大いにあります。
こちらの記事では、給料アップのための交渉をする際のポイントをご紹介します。
□派遣社員でも給料は上がる?
派遣社員でも昇給があるのかどうか、気になるところですよね。
結論から述べると、派遣社員でも昇給はできます。
そこで、派遣形態別に見ていきましょう。
まず、登録型派遣の場合は、時給が上がる形で昇給するケースがあります。
ほとんどの派遣社員が、この登録型派遣に当てはまると思います。
次に、無期雇用派遣の場合は、「雇用先企業で個人が働けるのは3年まで」という派遣の法律的制限もなく、昇給も可能です。
しかし、昇給の単位が月給の昇給とは限りません。
一般的には、登録型派遣と同じように時給による昇給が多いため、気になる方は雇用先の企業に確認してみましょう。
そして、派遣会社の正社員として働く常用型派遣の場合は月給制が用いられており、年1回の昇給がある場合が多く見られます。
よって、ボーナスがある企業の場合は、昇給分がそちらにも反映されるでしょう。
なお、派遣期間が最長6カ月の紹介予定派遣では、通常昇給はありません。
さらに、派遣期間が満了した後に直接雇用の打診を受けた際、月収でみると派遣雇用のときより収入が下がってしまう場合もあります。
派遣会社に直接雇用の打診が来た際は、上記についてしっかり確認し、検討しましょう。
□時給交渉する前に準備すべきこととは?
派遣社員が時給交渉をするときには、事前に準備することが2つあります。
それは、交渉金額を決めること、そして交渉成立のアピール材料を用意することです。
前者の目的は、派遣会社の営業担当者に自分の本気度を伝えるためです。
根拠もなく時給を上げてほしいと伝えても、昇給は難しいと言えるでしょう。
できるだけ具体的に金額を伝えることで、昇給の話もスムーズになります。
後者の目的は、時給を上げても良いと感じてもらうことです。
派遣会社としては、「追加で賃金を出すことで会社の利益が減る」「派遣先に賃金追加
を依頼する」という2つの方法があります。
しかし、担当者にとってはどちらも負担のかかる仕事でしょう。
よって、なぜ時給を上げてほしいのかをアピールできる材料が重要と言えます。
アピールの材料としては、派遣先の人事評価や勤務期間の長さなどが使えます。
ただお金が欲しいからという理由ではなく、説得力のある材料を揃えることを意識しましょう。
□時給昇給額の限度とは?
時給が上がる限度と聞くと、いくらをイメージしますか。
昇給という言葉から高い金額を想像する方もいるかもしれません。
しかし、その金額は最大で100円程度と、意外にも少ないのが現実です。
したがって、同じ職場で昇給を考えるよりは、時給の高い職場に移る方が良いかもしれません。
派遣会社にとって、所属する派遣社員の昇給は有益なことです。
派遣会社は、社員の昇給のために派遣先企業には積極的に交渉をします。
ただし、派遣会社によっては100円で交渉をしても、時給が50円程度の昇給になることが多いので気を付けましょう。
当社では、派遣先企業の最低時給・月給・年収を希望条件として選択できます。
給与にこだわりがある場合は、最初の勤務先の選択から希望が出せる派遣会社を選択するのも1つの有効な手段と言えるでしょう。
□まとめ
今回の記事では、派遣社員が給料アップの交渉をする際のポイントをご紹介しました。
派遣社員でも、給料アップできると感じていただけたのではないでしょうか。
当社では、未経験でも安心な研修制度や各種教育制度を整えています。
派遣勤務をお考えの方は、ぜひご検討ください。