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派遣先で残業をしたくない!残業しないポイントと職種を解説!

「派遣で働きたいけど残業はしたくない!」
「残業しないためのポイントを知りたい。」
このようにお考えの方がいらっしゃると思います。
残業をしてしまうと、精神的にも肉体的にも疲れてしまい、次の日の仕事にも支障が出てしまう可能性があります。
そこで今回は、残業しないポイントと職種をご紹介します。

 

□派遣社員が残業する条件と最大残業時間

*派遣社員が残業するための条件

1つ目の条件は、派遣先の会社と派遣社員との間で、労働基準法第36条に沿って、「時間外、休日労働に関する協定」を結ぶことです。
労働基準法第36条に基づいた36(サブロク)協定が結ばれていることで、労働条件通知書に記載してある「時間外労働及び休日労働について」の項目で、「1日に何時間、月に何時間、1年間に何時間の範囲内」と記載されています。
そのため、この範囲内での残業ならば可能だが、それ以上の時間の残業はしてはいけません。
2つ目の条件は、先ほどご紹介した労働条件通知書に「残業あり」と記載されているかどうかです。
そもそも、この欄で「残業なし」となっている場合は、派遣先の会社では残業できません。
よって、この欄を先に確認しておくことをおすすめします。

 

*派遣社員ができる最大残業時間とは

36協定で決められている残業時間は、原則として最大月45時間、年間360時間となっています。
しかし、まれに特別条件付きの36協定を結んだ場合の残業時間は、月100時間(複数月80時間まで)まで可能になります。
そのため、残業をしても稼ぎたいと考えている方は、この時間を参考にして考えると良いでしょう。

 

□残業しないためのポイントとは

上記では、残業するときの条件や最大残業時間をご紹介しました。
人によっては、どうしても残業をしなければならない状況があるかもしれません。
ここでは、派遣社員が残業をしないためのポイントや仕事を早く終わらせるためのコツをご紹介します。
また、残業を断るときの影響についてもご紹介します。

*残業しないためのポイント

契約上、残業を断れないとなっている場合があると思います。
しかし、どうしても残業を断りたい状況もあるでしょう。
そこで、そのような場合に残業を断るコツを3つご紹介します。

1つ目の残業をしないためのポイントは、「残業をしない」と伝える方法を工夫することです。
まず重要なのは、上司の残業してほしい気持ちを汲み取ることが重要でしょう。
その上で、「今日は残業できない」と言う旨を伝えるようにした方が良いです。
このような、相手の気持ちを汲み取りながらも、自分自身の主張を伝えることを「アサーティブ」と言います。
アサーティブで相手に伝えることで、相手の気を損ねずに自分の意見を主張できるでしょう。

2つ目は、早めに「この日は残業できない」と言う旨を伝えることが重要です。
あらかじめその予定が決まっていれば、その時点で職場の人に知らせられます。
その際に、できるだけ具体的に伝えることがうまく断るコツでしょう。

3つ目は、仕事の順序を工夫して、優先度の高い仕事を早めに終わらせることが挙げられます。
このようにすることで、その日に終わらせる必要のある仕事を済ませることで、残業を断りやすい状況を作り出せるでしょう。
仕事の順序を考えることは、効率アップも期待できるのでおすすめの方法です。
また、仕事の量を増やされた場合は、翌日に対応させてもらうように相談をしてみましょう。

 

*残業を断ったときの影響とは

契約した書面上では、残業が認められていない場合や、労働基準法で決められている残業時間の上限をオーバーしている場合は、残業を断るのも重要です。
このような場合は、必ず派遣会社に連絡しなければなりません。
上記でもご紹介しましたが、派遣先の会社にもしっかりと説明して、断れる状況の場合は断っても問題ありません。
しかし、会社の繁忙期などで忙しく、仕事が増やされたときに残業を断った場合は、悪い印象を与えてしまう可能性があります。
反対に、このような状況で残業をこころよく引き受けた場合は、仕事に対する姿勢を評価してもらえるかもしれません。
高く評価してもらえた場合は、派遣先の会社に直接雇用してもらえる可能性もあるでしょう。

 

□残業しないための企業紹介での注意点

ここまでは、派遣先の会社と契約して、仕事をしてからの残業をしないためのポイントやコツをご紹介してきました。
しかし、どれだけこれらを実践しても、残業が多い状況を変えられないこともあるかもしれません。
そのような状況にならないために、派遣先の会社選びを慎重に行うことも重要です。

 

*自分のライフスタイルにあった勤務条件や契約条件を選ぶ

派遣社員として派遣先の会社で仕事をする場合は、自分のライフスタイルに見合った勤務条件や契約条件を選ぶことが大切です。
そのためには、派遣先の会社紹介の段階でその条件について話し合って、そこで紹介された会社の派遣社員として働きたい場合は、就業後も問題なく働けるでしょう。
ですが、派遣先の会社が他の派遣会社の派遣社員候補と争っている場合、自分をアピールする面談の場で「どうしても残業はできません」などの残業の話を切り出すのは難しいかもしれません。
そのような場合は、派遣会社の担当者から事情を説明してもらうことをおすすめします。
労働条件や環境の細かな交渉は、依頼した派遣会社の義務です。
派遣社員として働く側は、契約する前から相談できることを頭に止めておくことをおすすめします。

 

*残業なしの派遣先の会社をご紹介

・チーズの包装と検品
勤務時間は、17:00〜0:45なので、日中は自分のしたいことを自由にできます。
残業は、基本的にはないので定時での帰宅が可能です。
また、休みも土曜日と日曜日、祝日と充実しているのでプライベートを充実させられるでしょう。
仕事内容は、業務用チーズの包装や検品、袋詰め、計量などがあります。
具体的には、機械で裁断されたチーズを取り出し、整えます。
機械が計量したものを微調整して、袋詰めが完了しているものを段ボールに梱包する流れです。

・化粧品の目視検査
日勤専属の土曜日と日曜日、祝日は休みという勤務体系です。
年末年始やGW、夏休みもしっかりと確保されているので、プライベートとの両立もしやすいでしょう。
仕事内容は、化粧品容器の完成品の目視検査です。
化粧品容器に割れやゴミがついていないかどうかなどをチェックするので、重たいものを運ぶなどの重労働はありません。

・機会オペレーターとフォークリフト作業
勤務時間は、8:30~17:05、16:30~1:05、0:30〜9:05の3交替の4日勤務1日休み、又は5日勤2日休みとなっています。
基本的に残業はないので、自分の生活リズムを崩してしまうことはないでしょう。
仕事内容は、フォークリフトでの原材料の運搬と機械の操作を行います。
フォークリフトの免許を持っておられる方は、免許を活用できる仕事なのでおすすめです。

 

□まとめ

今回は、残業しないポイントと職種をご紹介しました。
残業しないためには伝え方を工夫したり、残業できない理由をあらかじめ伝えたりしておくことが重要です。
また、自分のライフスタイルにあった勤務条件や勤務時間の契約を結ぶことも重要でした。
これらの内容を頭の片隅に置いて、派遣先を見つけることをおすすめします。

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