皆さんの仕事のモチベーションは、どのように維持しているでしょうか?
仕事内容に対して得られる給料、休日や残業などがモチベーション維持に、必要な要素になる方が多くいらっしゃるでしょう。
しかし、給料面や休日面だけでは、モチベーション維持することは難しいですよね。
やはり、仕事のモチベーションは、「やりがい」や「環境」よって大きく左右されるものです。
「どれだけ努力して成果を出しても認められない」
「会社の実態が良く分からない」
このような会社では、従業員のモチベーションが維持することはできません。
そこで今回は、従業員のモチベーションに大きく関係する経営理念を、フジアルテを例に挙げて解説していきたいと思います。
□実力主義に徹する
フジアルテでは、年齢や経歴に関係なく、真の意味で実力を持つ人を登用する「実力主義」を掲げています。
真の実力とは、みんなからも信頼され尊敬される人望と、高い職務遂行能力がバランスよく秀でていることです。
みんなの幸せのために自らの能力を発揮し、努力を惜しまず、情熱を持って行動する人には、周りの人が信じてついていきます。
そのような真の実力を持つ人が、組織のリーダーとなり、仲間を幸せに導くために、力を存分に発揮できる環境や気概があることが大切です。
「上、三年にして下を知り、下、三日にして上を知る」と言われていますが、組織の長と人は、常にその言動を見られていることを意識しなければなりません。
「この人のためなら」と信じて、持てる力を最大限に発揮できる職場であれば、素晴らしい成果を上げていくことができるはずです。
一人一人が真の実力を身に着けることを意識し、同時に実力主義を尊ぶ風土を築き上げていけば、フジアルテは大きく発展し、ひいては全員の幸せの実現につながるのです。
「自分がどれだけ頑張っても年齢や経歴に左右されて、実力が認められない」このような場合、どうせ頑張ったところで無理だというようにネガティブな状態になってしまいます。
ネガティブな状態は、周囲に悪影響を与えます。
一方で、成果を認めてもらえると「頑張ってよかった」「これからも頑張りたい」というような気持ちになりますよね。
そのような気持ちは、周囲にやる気を与えるのです。
□ガラス張りの経営を実現する
ガラス張りの経営とは、会社の隅々までよく見える状態にすることであり、言い換えれば、公明正大にオープンな経営をすることです。
会社の状況を皆が理解し、立場や役職に関係なく、全員が「自分たちの会社」という思いで参画できる経営です。
これは、経営数字を公開するというだけでなく、会社全体や部門の方針と目標、またそれを実現するための考え方や価値基準をオープンにし、繰り返していくことも意味します。それらを通して、お互いの心もオープンに成り、思いを共有することができるのです。
そのような組織風土を作る上では、上下の関係を越えたパートナーの関係を気付き、上司と部下が相互に報告・連絡・相談を行い、情報を共有していくことも大切です。
フジアルテでは、このようなガラス張りの経営を通して、社内のモラルを高め、風通しの良いオープンな風土を築き、健全な会社や人づくりを実現していくことを目指しているのです。
会社の実態が良く分からないと従業員は不安になってしまいますよね
そのような不安は、モチベーションを下げる要因になります。
また、自分たちの会社だという意識を全ての従業員が持つことで、結束力が生まれ、お互い頑張れる環境が生まれるのです。
□最後に
今回は、従業員のモチベーションに大きく関係する経営理念を、フジアルテを例に挙げて解説していきました。
仕事のモチベーションを考えるときは、「やりがい」や「環境」に注目してみてくださいね。