皆さんの中には、工場勤務に興味がある女性の方もいらっしゃるでしょう。
「でも、やっぱり工場って言ったら男性がほとんどだよね…」
このようなイメージから、工場勤務を選択肢から自然と外してしまっているのではないでしょうか。
それは非常にもったいないです。
最近では、女性の社会進出も盛んとなり、様々な業界で女性が採用されています。
では、工場派遣における女性の割合は、実際にはどれくらいあるのでしょうか。
一緒に具体的な数字を見ていきましょう。
【工場勤務における女性の割合】
早速、工場勤務における女性の割合を見ていきましょう。
今回利用するのは、厚生労働省が公表している「平成28年盤働く女性の実情」(http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/16.html)です。
ここには名前の通り、働いている女性の状況がまとめられています。
では、どれくらいの数の女性が働いているのかを見ていきましょう。
まず、女性の雇用者は2,531万人です。
前年と比べて、57万人増加しているため、女性の社会進出は盛んであると言えるでしょう。
その中で製造業で働いている女性は294万人。
女性雇用者の中で11.6%と三番目に多い数字です。
300万人近くが工場で働いていることに、どのような印象を抱かれたでしょうか。
「そこそこいるんだ」と思われた方が大半だと思います。
ただ、女性は、結婚や出産、育児に介護など、ライフスタイルの変化によって、仕事を選ぶ基準も変化しますよね。
その基準も見ておきましょう。
ここで用いるのは、内閣府が平成26年に公表した「ワーク・ライフ・バランスに関する個人・企業調査」(http://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_h2511/9_insatsu.pdf)です。
ここでは、出産後の意識調査を見てみましょう。
出産後の「就業継続の必要条件」として、「休暇が取りやすい職場であること」(72.4%)、「短時間勤務等、職場に育児との両立支援制度があること」(61.2%)が挙げられているのです。
工場勤務では以上の条件に合った働き方ができます。
なぜなら、工場ではシフト制勤務が行われていることが多いからです。
自分が勤務できる時間帯に出勤する働き方が工場勤務ではできるのです。
今までは、「工場勤務」と聞いた際、「肉体労働」といった一側面しか見てもらえなかったでしょう。
しかし、その分、給与や休暇などで他の業界よりも優遇されているのです。
仕事を探す際は、できるだけ先入観を捨てて、最後まで条件を確認するようにしてみてはいかがでしょうか。
【工場勤務の実態】
続いて、工場勤務の実態をご紹介します。
自分が働きたい職場の条件に合うか、確認してみてください。
・勤務時間を選べる
先程もお伝えしましたが、工場ではシフト制勤務が導入されていることが多いです。
肉体労働を行うため、しっかりと休養をとってもらわなければ、従業員が倒れてしまいます。
そうしないための工夫と言えるでしょう。
この工夫は、女性のかたにとって嬉しいのではないでしょうか。
「子供の送迎時間には帰りたい」、「残業はちょっと・・・」
このような条件をお持ちの方でも、工場勤務は問題ありません。
時間を優先したい方は、工場勤務でシフト制を導入している蜀馬をさがしてみてはいかがでしょうか。
・福利厚生が充実している
工場によりますが、託児所や取り扱っている商品を社割で購入できることもあります。
そのような制度があるのは嬉しいですよね。
勿論、どの工場でもやっているわけではなく、やっていない工場に比べて人気も高いです。
このことを頭に入れて、あなたが気になる職場をさがしてください。
・オシャレができる
精密機械や食品加工以外の工場では、髪色や髪型が自由なところもございます。
中には、オシャレを推進している工場もあるそうです。
機会があれば、そのような企業を探してみてはいかがでしょうか。
今回は、工場勤務において働いている女性の割合をご紹介しました。
工場は皆さんの認識よりもずっと働きやすい職場なのかもしれませんね。
これを気に、工場求人などを見てみてはいかがでしょうか。