皆さんは、勤務先の企業を選ぶ際にどのようなことを意識しているでしょうか?
その企業の社風や環境、待遇などを意識して選んでいるという方が多くいらっしゃることだと思います。
確かに、企業の社風や環境、待遇は働くうえで、モチベーションに関わる大事なことになります。
しかし、勤務先の企業を選ぶときに、企業の判断基準というものを考慮している方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
例えば、ニュースや新聞で世間をにぎわす企業不祥事の多くは、少しくらいは大丈夫という安易な考えで法律を守らなかったために、企業崩壊を招いたというケースが多くなっています。
やはり、企業に勤めている側としては、このようなことで解雇になってしまうのは納得いきませんよね。
また、この企業に勤めてて本当に大丈夫なのか、安定した働き方ができるのかなど将来に不安を抱えてしまうでしょう。
そんな時に参考にしてほしいのが「経営理念」になります。
そこで今回は、安定した働き方を得るために、まず、その企業の「経営理念」を知ろうということで、フジアルテを例に挙げてご紹介していきたいと思います。
□企業の判断基準を経営理念で知るって?
前述したように、安定した働き方を求めるためには、まず、企業の判断基準を知る必要があります。
企業の中で、損得ばかりを重視する企業は、あまり良い企業とは言えませんよね。
利益を追求しすぎたために、法律を守らなかったり、善悪の判断がつかなくなり、最悪の場合、企業崩壊につながる可能性もあるのです。
では、フジアルテの経営理念には、どのようなものがあるのか例に挙げてみます。
*「善悪で判断する」
物事を判断するときは、損得ではなく善悪を基準に考えることが大切です。
このことは、当たり前で簡単な事のように思われますが、常に実行することは、なかなか難しいものです。
たとえば、とても急いでいるときに、人を押しのけて我先にと電車に乗り込む行為。これは、自分にとって都合がよいのか悪いのか、損か得かで判断しています。
ちょっとしたことのようにも思えますが、それが万事なのです。
私たちの経営においても、業界や過去の常識にとらわれていたり、お客様との関係に悩むことがあります。
その時に、自分たちにとって都合がよいのかどうかではなく、「人間として何が正しいのか」ということを判断の基準にすることです。
それが善悪で判断するということです。
私たちが判断をする時は、それが難しい判断であればあるほど、道徳的に正しく、人から支持されることなのか、人の道に外れていないのか、と考えれば迷うことはありません。
*「法令を遵守する」
企業を経営していく上で私たちが優先すべき判断基準に「法令遵守」があります。
このことは当然のことのようにも思えますが、世間をにぎわす企業不祥事の多くは、この当たり前のことが実践できなかったことが要因と言っても過言ではありません。
「少しくらいはいいだろう」という、うそやごまかしの積み重ねが結果として、企業崩壊につながっていくのです。
ですから、私たち一人ひとりが法令の内容とその精神を正しく理解し、日常の業務の中で常に「正しいことは何か」と意識し、誠実に勇気をもって実践できる風土を築くことが大切です。
そして、その前提となるのは、企業も社会の一員であるという自覚であり、社会規範や倫理を尊重することです。
そのような企業風土の醸成は、全従業員が安心して働くために不可欠なだけでなく、お客様を守る事にもつながり、その結果、信頼できるパートナー関係を築き、維持できるのです。
「胸を張り、堂々と、誇りをもって」行動・実践することが、フジアルテに関係するすべての人々の幸福につながるのです。
このように、企業の判断基準を知ることで、あなたの働き方に安定をもたらすことになるでしょう。
□最後に
今回は、安定した働き方を得るために、まず、その企業の「経営理念」を知ろうということで、フジアルテを例に挙げてご紹介していきました。
勤務先の企業を選ぶ際には、上記のような経営理念も参考にしてみてくださいね。