皆さんの中にも、女性として派遣社員という働き方で活躍されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
実際に、最近では働く女性が増えています。
そんな働く女性の中で、特に派遣社員という働き方で、住宅ローンを組むことができるのかというお悩みをお持ちの方もいらっしゃると思います。
マンションや自宅を購入するとなると、決して安い費用では済みませんよね。
よって、住宅ローンを利用される方が、たくさんいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、女性の派遣社員でも住宅ローンを組むことができるのか、解説していきたいと思います。
□女性の派遣社員でも住宅ローンを組むことはできるの?
働き方を考えるときに悩んでしまいがちなのが、住宅ローンを組むことはできるのかということですよね。
住宅ローンを組むための条件として、「職種、職業」や「年収」の項目があり、雇用形態で借りられないということはないのか。不安な方もいらっしゃるでしょう。
確かに、正社員のような安定した雇用でなければ、住宅ローンを組むことができないというイメージがあると思います。
しかし、結論から申し上げますと、女性の派遣社員でも住宅ローンを組むことはできます。
住宅ローンを組むには、ある程度の安定性も必要になりますが、現在では、派遣社員の方向けのプランや女性向け専用ローンを扱う金融機関は増えているのです。
よって、正社員でないと住宅ローンを組むことができないということは、決してありません。
そもそも、住宅ローンの条件の項目に、正社員でないといけないというものはありませんよね。
住宅ローンを借りるには、雇用形態は関係なく、年齢や職業、返済状況や過去の返済履歴から返済能力はあるのか判断して、認められると誰でも利用できるものになっています。
とはいっても、実際は、住宅購入している方は、少ないのではと考えてしまう方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
□住宅購入した単身の女性は、どれくらいのなのか?
やはり、言葉でいうのは簡単ですが、データがないと信じがたいところはありますよね。
実は、モーゲージバンク(住宅ローン専門の金融機関)のARUHIが、自社ローンを利用した女性単身者の成約状況のデータというものがあります。
そのデータを分析したところ、興味深い住宅購入事情が見て取れる結果となりました。
住宅ローンを借りるのは、正社員のような正規雇用の方をイメージしてしまいがちですが、実際は、パートや派遣社員、短期社員などの幅広い層の方が住宅を購入しているという結果でした。
住宅を購入したという単身女性の4人に1人は、派遣社員として働く方やパートで働く方なのです。
また、住宅ローンを利用した単身の女性で多かった年齢は、40代が最も多く、30~40代が主力となっていますが、幅広い年齢層の方が住宅ローンを組んで住宅購入しているのです。
さらに、ローンを借りたときの職業は、会社員や公務員は中心になっているものの、長期的に収入が安定しないとみられがちな派遣社員やパートの方などが、24%ほどいらっしゃいます。
この数字を高いか低いかを判断するのは、皆さんですが、女性の派遣社員ではたらく単身の女性でも住宅ローンを組むことはできるという事実があるのです。
女性の方の中には、最初は正社員で働いていたが、子育てや家庭の事情で、一旦仕事をやめ、再度派遣社員として働くという方も、少なくはありません。
派遣社員だから住宅ローンが組めないからと言って夢のマイホームを諦めてしまうのではなく、派遣社員向けや女性向けの住宅ローンもあるということを覚えておいてくださいね。
□最後に
今回は、女性の派遣社員でも住宅ローンを組むことができるのか、解説していきました。
働くうえで、住宅ローンを組むことができるのかは、大きく影響してきますよね。
派遣社員の方で、安定性を求めるのであれば、「無期雇用派遣」という雇用形態もあります。
今回の記事を参考に、働き方をもう一度見つめ直してみても良いかもしれませんよ。