「派遣として働いているけど、この先どうなるの」
このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
仕事がなくなり、派遣として働きたいとお考えの方もいるでしょう。
ただ、派遣業もコロナによって今後どうなるか不安ですよね。
そこで今回は、コロナによる派遣業への影響と、コロナ以後の派遣の働き方をご紹介します。
□コロナの派遣への影響とは?
2020年は新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界経済に大きなダメージを与えています。
また、新型コロナウイルスによって経済全体が縮小傾向にあります。
では、人材派遣業界はどのような影響を受けているのでしょうか。
業界全体で見ると、収益は縮小傾向にあります。
しかし、これは先ほども述べたように、新型コロナウイルスの影響によって世界的に経済が低迷していることが原因です。
そのため、人材派遣業界だけに限らず、多くの業界で縮小傾向にあるでしょう。
では、ここから人材派遣業の中でも、分野別にコロナによる影響を見ていきます。
*飲食業
2020年の4月に緊急事態宣言が発動されたことにより、レストラン・居酒屋などを代表とする飲食業は、数ヶ月もの間、自粛する必要があり、やむを得ず休業する店舗が続出しました。
その後、緊急事態宣言は解除されましたが、客足が伸びず厳しい状況に立たされているところが多いでしょう。
また、2020年12月現在では、緊急事態宣言は発令されていないものの、再びコロナ感染者が増加していることから、営業自粛要請が発令されている地域もあります。
今後の先行きが見通せない状況でもあるため、飲食業における人材派遣の需要は減少すると予想されています。
また、飲食業のほかにも、小売業やイベント業についても同様な状況にあります。
*物流業
先ほどは、コロナによって人材の需要が減少している分野を中心にご紹介しました。
しかし、この状況の中で人材の需要が増加傾向の分野もあります。
その分野が、物流業です。
新型コロナウイルスが流行したことで、多くの人が外出を控える傾向にありますよね。
それに伴って、外出せずに買い物ができる通信販売の需要が高まっています。
そのため、今後も商品の配送や工場・倉庫の管理などに人員の確保が必要とされるでしょう。
そのことから、物流業界は人材派遣の中でも需要が増加する傾向にあります。
また、新型コロナウイルスによる感染拡大によって医療業界も物流業界と同様に、人材の需要が増加傾向にあります。
□コロナ禍での求職活動とは?
新型コロナウイルスの拡大によって、経済全体は大きなダメージを受けています。
ただ、この状況はいつもよりも視野を広げてお仕事を探せる機会とも考えられるでしょう。
その理由についてご紹介します。
*珍しい求人に出会える可能性
市場全体で見ると、求人募集をしている企業の数が減っているため、多くの求人を抱える大手の求人サイトでも求人数は減少傾向にあります。
そのため、大手派遣会社以外の求人を目にする機会も多いのではないでしょうか。
いつもは有名な派遣会社の求人ばかりだったのが、いつもとは異なる派遣の求人を見る機会も増えるため、これまでとは違った新しい選択肢が増えることとなります。
そのため、よりあなたに合った求人を見つけられるチャンスとも捉えられるでしょう。
*人手不足の企業もある
先ほども申し上げましたが、新型コロナウイルスによって働けなくなる方がいる中で、感染予防として、あえて働かないという選択をする方もいます。
そのため、企業の中には人手不足に陥り、急募状態で人手を探している企業もあるでしょう。
それによって、普段なら目にしないような業種のお仕事や、経験が必要な業種であるにも関わらず就業できる可能性もあるでしょう。
また、この時期でも積極的に社会に貢献しようとしている方の、お仕事への高い意識が評価される可能性もあります。
□まとめ
今回は、コロナによる派遣業への影響と、コロナ以後の派遣の働き方についてご紹介しました。
コロナによって失業し、働けなくなる人がいる中で、人手不足の企業も存在します。
そのため、コロナだからといってあきらめる必要はなく、最善な選択肢を探してみてください。
工場派遣をご検討中の方は、お気軽にご連絡ください。