「派遣の履歴書に何を書けば良いか分からない。」
「工場派遣の志望動機をつくるのに困っている。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
工場派遣の応募には、履歴書が必要になる場合があります。
そこで今回は、特に工場の派遣をお考えの方に向けて、履歴書の書き方について詳しく解説します。
□基本的な履歴書の書き方を解説します
単発の派遣アルバイトの場合は、履歴書が必要ないことがほとんどでしょう。
しかし、半年から数年といったように長期的な派遣になると、履歴書が必要な工場が増えるようです。
結論から申し上げると、工場派遣の面接で提出する履歴書は、一般的な企業に提出するものとほとんど変わりはありません。
そのため、氏名や住所、生年月日などの欄で迷われることはないでしょう。
まず、履歴書を書く際につまずきやすいのが、学歴に関する部分でしょう。
学歴については、義務教育卒業時から時系列に沿って記入するのが一般的です。
そのため、中学卒業時の年度から記入していくとスムーズに学歴の記載が進みそうですね。
このとき、学校名や学部、学科などを省略せずに正確に記入することが大切です。
また、年表記に西暦を用いるか、和暦を用いるか迷われる方は多いと思います。
どちらでも構いませんが、他の項目と表記方法を一緒にすると良いでしょう。
さらに、職歴のある方は、学歴の下に職歴を記入していきます。
学歴の欄と同様に、会社名などは省略せずに正式名称を記載します。
部署の異動があった場合や、会社の合併を経験されている場合は、その点も漏らさないようにしましょう。
最終行には、「現在に至る」と書き、その下の行には右寄せで「以上」と書いて締めるのが一般的だと言われています。
しかし、過去に派遣社員としての職歴がある場合は、会社員の場合の書き方と少し異なる部分があります。
会社員の場合は、「〇〇株式会社 入社」「△△により退職」と記入しますが、派遣の場合は「〇〇派遣会社 登録」「派遣期間満了により退職」と記載します。
なお、単発の派遣や1日だけの派遣バイトはこの職歴欄に記入する必要はありません。
また、資格や免許をお持ちの方は取得順に上から書いていきましょう。
免許証などが交付される資格は「取得」、合格証が交付される資格については「合格」と書いておくとさらに良いですね。
最後に、本人希望欄の記入について確認しておきましょう。
基本的な本人希望欄には、以下の項目を記入します。
・希望勤務開始日
・連絡が繋がりやすい時間帯
・勤務日数や時間
・希望職種
・通勤手段など
その一方で、給与や時給といった契約事項に関することは、本人希望欄に記載することを避けることをおすすめします。
また、何もこだわりのない場合は、「貴社の指定に従います」と書きましょう。
□工場派遣の志望動機とは?
履歴書を書くにあたって、最も多くの方が頭を悩ませるのが志望動機の欄でしょう。
ここでは、特に工場の志望動機について2つのポイントを紹介します。
1つ目のポイントは、長く勤めてくれそうに見せることです。
工場のような製造業では、体力を必要とする場面が多く、健康で丈夫な人材が求められています。
そのため、志望動機の欄でスポーツ経験や健康体であることをアピールしておくと、採用にグッと近づくでしょう。
最後には、「~の経験で培われた体力を生かして、長期的に働きます」と締めくくることをおすすめします。
2つ目は、勤勉さを書くことです。
工場にはさまざまな工程がありますが、その多くが細かい作業であり、集中力を必要とするものばかりです。
そのため、コツコツと根気よく業務に取り組める方や、単純作業が好きな方が好印象となるでしょう。
「1つの作業を最後までやり遂げる力がある」といったように書けば、工場勤務に向いていると思われそうですね。
このように、志望動機の欄には、自分の長所を生かせることや自分が工場勤務に向いていることをアピールしながら書くと良いでしょう。
□まとめ
今回は、工場派遣の履歴書作成方法について解説しました。
工場派遣の履歴書は、基本的な履歴書の書き方とほとんど変わりません。
しかし、志望動機の部分で自分が工場勤務に向いていることがアピールできれば、より採用してもらいやすくなるでしょう。
今回紹介したポイントを、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。