こんにちは、製造系・工場求人総合サイトのしごとアルテです。
今の社会において景気は安定していませんよね。
比較的雇用が安定しているとされる製造系でも、その影響は受けてしまいます。
「長期間の雇用を期待したのに、10年も経たないうちに解雇されてしまった」
肉体労働を耐えて勤務していたのに、このような事態に陥ってしまえば頭が真っ白に成ってしまうでしょう。
それを避ける方法として、会社に欠かせない人材に成る事が挙げられます。
どんなに不景気であっても、会社を引っ張ってくれるような人物を会社は優先的に解雇しませんよね。
「でも、どういう人が重宝されるのだろう?」
役職を務めること以外の答えは、製造エンジニアに成る事です。
製造エンジニアに成って、少しでも会社に長く勤められるようにしましょう。
今回は、製造エンジニアに成る為に欠かせない、求められる資質についてお伝えします。
【問題意識】
どの会社でも、生産ラインを効率化することに重きを置いています。
少しでも効率が良く成れば、その会社の利益は増大するのです。
製造系の業界において、効率は最重要課題と認識しても間違いはないでしょう。
そのため、製造エンジニアには、効率を低下させている要因を特定して改善させる資質が求められるのです。
「作ればいい」と思っているだけでは、エンジニアにはなれませんよ。
どんなに小さな問題も見逃さずに、改善していく資質を身に付けてください。
【積極性】
自ら動いていかなければ、効率の改善や問題を解消することはできません。
わからないことがあれば、それがわかる人に聞いたり、自分から調べたりしましょう。
待っているだけでは、何も現状は改善されません。
積極的に生産活動を改善していきましょう。
【専門知識、語学力】
生産活動に携わる為、他の人と同じ、もしくはそれ以上に製品の特性、製造方法、製造技術についての知識を持っておかなければなりません。
業種によっては、資格が必要な仕事もあるでしょう。
それらもできる限り早く取得しておいてください。
昇進できる機会が近づきますよ。
しかし、これからの時代、知識だけでは足りないかもしれません。
最低でも、ビジネス会話ができる英語力を身に付けておきたいところです。
企業によっては、生産拠点を海外に設けています。
そこでも活動できなければ、製造エンジニアにはなりにくい傾向があります。
知識だけでなく、それを誰にでも伝えられる語学力を身に付けておいてください。
【コミュニケーション力】
効率を上げるためには、作業員に具体的にわかりやすく改善方法を伝えなければなりません。
抽象的だったり、わかりにくかったりすると、改善途中でトラブルが発生したり、期待したほどの効果が得られなかったりします。
そのため、日頃から相手にわかりやすく説明するように心がけてください。
その他にも、誰とでも話せる力を身に付けておきましょう。
礼儀作法は勿論、ある程度の砕けた話し方など、人によって使い分けることで、耳を傾けてもらいやすく成ります。
先輩方を参考に、コミュニケーション力を身に付けていきましょう。
【リーダーシップ】
誰もが指示されたとおりに作業できるわけではありません。
その原因は、その人だけではなく、説明が悪かったり、作業環境が悪かったりなどが考えられますよね。
もし、指示されたとおりに作業できなかった場合は、相手に聞いてみましょう。
もしかしたら、根本的な所に原因があるかもしれません。
様々な人の立場、事情をくみ取って、皆から信頼される人物に成りませんか。
まとめ
今回は、製造エンジニアに成る為に欠かせない、求められる資質についてご説明しました。
製造エンジニアには、その業界に関連した知識や技術は勿論、高い人間性も求められます。
知識や技術を持っていることを理由に驕っているようであれば、誰もその人の話は聞きませんよね。
知識と技術だけでなく、人間性も磨きながら、製造エンジニアを目指しましょう。