「派遣で働きたいけど、ブラックな会社は嫌だ」
「ブラックな派遣会社を選びそうで不安」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
派遣でも、ブラックな会社で働くことはしんどいです。
ブラックな会社では、体や精神がボロボロになってしまう人もいます。
そこで今回は、良い派遣会社の見分け方を紹介します。
目次
□ブラックな派遣会社の特徴
派遣会社にはメリットが多いです。
例えば、自由度が高い、様々な経験が積める、仕事を選べる、などのメリットがあります。
しかし、一部には労働環境の悪いところもあります。
労働環境の悪い派遣会社のことを、ブラックな派遣会社と言うことがあります。
ブラックな派遣会社では、メリットよりもデメリットの方が大きくなってしまいます。
そのため、ブラックな派遣会社は避けたいという方は多いです。
しかしブラックな派遣会社とは、どのような会社のことを言うのでしょうか。
ブラックな派遣会社には、様々な特徴があります。
ブラックな派遣会社の特徴として、会社保険に加入させてくれない、実際には無い求人ばかり掲載されている、派遣の禁止業務に派遣しているなどが挙げられます。
これらの特徴について、それぞれ詳しく解説します。
＊社会保険に加入させてくれない
派遣会社に勤めている場合、各種保険に加入できる各種保険に加入するための条件があります。
保険に加入するための条件には、雇用見込みの期間や、労働時間などがあります。
そのため通常であれば、条件さえ満たせば各種保険に加入できます。
しかし中には、条件を満たしているのにもかかわらず保険に加入させてもらえないところがあります。
条件を満たしている際の保険加入は義務です。
そのため、保険に加入させてもらえないのは、法令違反に当たります。
例えば、2ヶ月以上の雇用見込みがある場合は社会保険に加入する義務があります。
しかし、その条件に該当している場合でも、社会保険に加入させてもらえない場合があります。
そのような会社は、ブラックな会社と言えるでしょう。
＊実際には無い求人ばかり掲載されている
派遣会社に登録する際には、どのような仕事が紹介されているかを基準に選ぶ方もいらっしゃるかもしれません。
そのため、登録の際に掲載されている求人は重要です。
しかし、登録の際に見る求人には、実際に無い求人が多く掲載されていることがあります。
求人に載っている条件に惹かれて、派遣会社を選ぶ方も多いです。
しかし実際に登録をして、いざ求人を探そうと思ったときに、そのような求人が見つからないことがあります。
それどころか、想定していたよりもはるかに悪い条件の求人ばかり紹介されることもあります。
もちろんその求人を見つけられていないだけの場合もあります。
そのため、求人が見つからないと思ったときには、直接聞いて確認してみるといいです。
応募が締め切られていますと言われ、希望と大きく異なる条件の仕事を紹介される場合、ブラックな派遣会社の可能性が高いです。
これは、実際には無い求人を多く載せて、興味を惹いて登録させようというやり方です。
このような手法を取り入れている会社もブラックです。
＊派遣の禁止業務を紹介している
派遣業務には、派遣が禁止されているものがあります。
禁止されている業務の種類は、大きく分けて4つです。
それは、港湾業務、建設業務、警備業務、その他の業務です。
それぞれの業務は、派遣法とは異なった法律が適用されます。
そのため、派遣会社経由での労働者使用が禁じられています。
このような、法律を遵守していない会社は明らかにブラックです。
自分が希望している条件とは別の業務であっても、一度禁止業務で検索をかけてみてはいかがでしょうか。
禁止されているはずの業務が見つかった場合は気をつけましょう。
□ブラックな派遣会社の見分け方
ブラックな派遣会社の特徴は、様々でした。
このようなブラックな会社は、できるだけ避けたいです。
働く際には、できるだけ優良な会社で働きたいと言う方も多いです。
そのため、ブラックな会社を避けて優良な会社を見つけたいです。
しかし、分かっていても見分けられなければ意味がありません。
見分け方がわからないとお困りの方もいらっしゃるかもしれません。
どのように見分ければいいのでしょうか。
会社を選ぶ段階で、見極めるポイントがあります。
ブラックな派遣会社を見極めるポイントとして、業務停止命令を受けている、求人情報に詳細な仕事内容が書かれているかどうか、担当者の対応が丁寧かどうかなどが挙げられます。
これらのポイントについても、それぞれ詳しく解説します。
＊業務停止命令を受けている派遣会社
ブラックな会社は、その体制を続けていると厚生労働省に業務停止命令を受けます。
しかし、業務停止命令は一定期間です。
そのため、しばらくすれば復活します。
今登録している、もしくは既に登録しようとしている派遣会社も、過去に業務停止命令を受けている場合があります。
すべての業務停止になった会社が、今もブラックなままとは限りません。
もちろん、業務停止命令を経て改善している派遣会社もあります。
しかし、一度も業務停止命令を受けていない会社もあります。
そのような会社には、優良な会社が多いです。
派遣会社を探す際には、できるだけ業務停止命令を受けていない会社を選びましょう。
＊求人情報に詳細な仕事内容が書かれているかどうか
派遣会社で仕事を探す際には、求人内容を確認します。
その内容が詳細であれば、仕事内容のイメージができて、前向きに応募ができます。
しかし、その求人内容が詳細に書かれていない場合があります。
例えば、「全般」と言う言葉が使われている場合や、「付随する業務」と言う言葉が使われている場合には注意が必要です。
それらの言葉は、定義がしっかりしていません。
そのため、どのような仕事が任されるかがわかりません。
全般と書いてあった場合、大量の雑用を押し付けられる場合があります。
しかし、業務内容に「全般」と書かれているため、嘘はついていないことになります。
詳細な仕事が書かれていない場合には、何をさせられるかがわかりません。
そのため、ブラックな会社を避けるためには、業務内容が詳細に書かれていることが重要です。
＊担当者の対応が丁寧かどうか
派遣会社が、ブラックかどうかを判断するにあたって、会社がどうかを確認してきました。
確かに、会社を確認するのも大切です。
しかし、担当者の対応もブラックかどうかの基準の一つです。
もちろん、担当者も人です。
そのため、相性もあります。
しかし、相性以前に対応が悪い担当もいます。
そのような担当がいる会社は、ブラックな会社を疑う必要があります。
例えば、都合のいいことは言うけれど、都合の悪いことに対してははっきり言わない担当者もいます。
例えば、きついけれど収入が高い仕事の場合、収入が高いことばかり行ってくる場合があります。
高収入な仕事には、なんらかの理由が必ずあります。
しかし、詳細を尋ねたら曖昧な回答しかされないことがあります。
このような担当がいる場合は、ブラックな会社の可能性が高いです。
□まとめ
今回は、良い派遣会社の見分け方を紹介しました。
ブラックな派遣会社には、様々な特徴がありました。
ブラックな会社で働いていると、給料未払いや、心身の不具合が現れる場合もあります。
そのため、ブラックな企業はできるだけ避けたいです。
見極め方を知り、ブラックな会社を避けましょう。
