こんにちは、製造系・工場求人総合サイトのしごとアルテです。
この記事を読んでくれているということはおそらくあなたは、工場や製造業の仕事に興味を持っているのではないかと思います。
そして、その中でも、「製造業の仕事って実際にはどのくらい稼げるんだろう」と思っている人が結構いるのではないでしょうか？
働くにあたってお金のことは大切ですよね。
「私にはお金なんてなくても楽しければいい！」という人もいるかもしれませんが、ほとんどの方はどれくらいの働きでどれくらいのお金が稼げるのかはきになるはずです。
そこで今回は、製造業の仕事に興味がある人に向けて、これらの仕事の年収や比較的稼ぎの多い職種など、お金に関するアレコレについて紹介していきたいと思います。
製造業の平均年収
製造業の年収からまずは見ていきたいと思います。
年収と一口にいっても年代によってもちろんばらつきはあります。しかし、相場を調べるとおよそ200万円台後半~400万円台後半の間に平均年収はおさまってくるようです。
ちなみに、【製造業の年代別平均年収（厚生労働省調べ）】によると
20代254万円
30代337万円
40代445万円
50代480万円
このような内訳が一般的なようです。
やはり年代によっても開きはあるようですね。
一般的なモデルケースだと、高卒から工場で働き出して20代前半で
月収26~28万
ボーナス60~70万
※派遣社員の場合ボーナスはありません。
年収380〜400万
このようなケースになる場合が多いようです。
これらの給料は夜勤による手当ても含んだ数値になるので、やはり同年代の他の職種の平均年収に比べると高いように感じられるかと思います。
もちろん業種や勤務先によっては割に合っていないこともあるかもしれませんが、一般的なケースであれば稼ぎはそれなりにあると言えるでしょう。
給料を上げるために意識しておきたいこと
ここまでの話で平均年収についてはおおよそわかっていただけたかと思います。
ですが、大手企業であればもっと年収が高いケースもありますし、中小企業だからといって年収が低いということはありません。
あなたが、勤務した工場でどれだけの成果が残せているのかというところでやはり給料というものは変わってくるのです。
では、製造業の仕事をしていく中で自分の給料を上げたい場合にはどんなことを意識して仕事に取り組めば良いのでしょうか？
まず意識しておきたいポイントが、工場の仕事の中にはいつも機械化の可能性があることを覚えておくことです。
工場の仕事は未経験からでも始められることが多いです。それは主には人手不足が原因です。そして、未経験からでも始めやすいのはマニュアルがしっかりと整っており、誰でも仕事を覚えられるようになっているからです。
ですがこれは言い換えると誰にでもできる仕事ということもできますし、そういった仕事は技術の発展がめざましい現代において機械化が進んでいくような仕事であると言えます。
今行っている仕事に専門性がなければいずれ仕事そのものがなくなってしまうかもしれません。
給料を上げたければ、工場や製造業ならではの専門的なスキルや知識であったり、リーダーシップを発揮して役職につくなどしないと給料はなかなか上がりにくいかもしれません。
あまり稼げない業界もあることを知る
一口に製造業といってもあまり収入が安定しない業界もあれば、比較的収入が安定しやすい業界もあります。
もちろん会社単位で年収やその他の待遇も変わってきますので一概には言えませんが、主に食品工場は給料が低い傾向にあると言われています。
例えばパンを作っている工場だとすると、どうしても一つ一つの単価が低いのでなかなか収益に繋がりにくいという側面があるんですね。
そうなってくるとどうしても人件費は削られる対象になりやすいので、収入が低くなってしまう場合があります。
ちなみにトヨタ自動車に代表されるように自動車関連部品などの工場は比較的収入が高い傾向にあるようです。
車関係のものが好きな人であればおすすめの仕事だと言えるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか？
今回は、製造系勤務に関係するお金のアレコレについてまとめました。
やはり働くとなるとお金のことは気になりますし、切っても切り離せない部分かと思います。
業界全体としてやはり機械化が進んでくることは避けられないので、工場で働きながら安定して収入を多く得るためには、機械ではできないようなスキルを身につけたり、人が介在しなくてはいけないような仕事を任されるようになるなど、キャリアアップを意識しながら日々の仕事に取り組んでいく必要があるかもしれないですね。
ぜひ今回に内容を参考に、日々の生活に生かしてみてください。
