利益は出すけど自分たちだけが得をして社会貢献を全くしない会社で働きたいとは思いませんよね。
自分がやっている仕事が誰かを幸せにしていなければモチベーションも下がってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、当社の公明正大に利益を追求する経営理念についてお話しいたします。
□経営理念8 公明正大に利益を追求する
『会社は、日々の経営活動を通じて利益を上げ続けなければ成り立ちません。
それは、私たち従業員の幸せにつながることはもちろん、納税によって広く社会に貢献することにもなるからです。
売上や企業規模を拡大していく事は大変重要な事ですが、それ以上に起業の成長や体質を強化する上で常に意識しなければならないのは、付加価値を高めていく事です。
しかし、それは単に利益を上げればよいということではありません。
利益を追い求めるあまり投機に走ったり、不当な手段を用いて暴利をむさぼるのではなく、厳しい自由競争の中で堂々と商いを行い、質の高いサービスを提供し、公明正大に正しい利益を追求しなければなりません。
正しい利益とは、私たち一人ひとりの知恵と創意工夫、そしてたゆまぬ努力の結果として生まれる付加価値です。
その利益は何ら恥ずべきものではありません。
お客様のお役に立ち喜んでいただける付加価値を、自らの努力によって高めていく事が、公明正大に利益を追求するということなのです。』
付加価値…価値あるものに付加えられたさらに魅力的な価値
投機…損失の危険を冒しながら利益を狙ってする行為
創意工夫…「創意」は新しい思い付きや今まで考え出されなかった考え、「工夫」は物事を実行するためによい方策をあれこれひねり出すこと
たゆまぬ…弛みない。気持ちが緩まない。なまけない。油断しない。途絶えることがない。
つまり、正々堂々と他の会社と勝負をして、お客様に喜んでもらうことによってお金を儲けることは正しい行いということですね。
逆に誰かを騙したり蹴落としたりしてお金を儲けることは、お客様を不幸にすることなので、避けなければならないということです。
□経営理念10 善悪で判断する
『物事を判断するときは、損得ではなく善悪を基準に考えることが大切です。
このことは、当たり前で簡単な事のように思われますが、常に実行することは、なかなか難しいものです。
たとえば、とても急いでいるときに、人を押しのけて我先にと電車に乗り込む行為。
これは、自分にとって都合がよいのか悪いのか、損か得かで判断しています。
ちょっとしたことのようにも思えますが、それが万事なのです。
私たちの経営においても、業界や過去の常識にとらわれていたり、お客様との関係に悩むことがあります。その時に、自分たちにとって都合がよいのかどうかではなく、「人間として何が正しいのか」ということを判断の基準にすることです。
それが善悪で判断するということです。
私たちが判断をする時は、それが難しい判断であればあるほど、道徳的に正しく、人から支持されることなのか、人の道に外れていないのか、と考えれば迷うことはありません。』
万事…「一事が万事」のこと。一つのことを見るだけで他のすべてのことが想像できる。また、一つの小事(小さなこと)を見ても、ひいては万事(すべてのこと)がその調子になるだろうということ。
道徳的…道徳とは人々がそれによって善悪、正邪(正しいことと正しくないこと)を判断し、正しく行為するための規範全般のこと。
つまり、自分の利益だけを考えるのではなくて、どちらが善い行いか?を考えるのが大事だということです。
そうすることによって、人の道を外さずに幸福な生き方ができると覚えておいてください。
□まとめ
今回は、公明正大な働き方をする経営理念についてお話しいたしました。
当社の考え方をもとに仕事でのやりがいを見つけてみませんか?