仕事をしているとモチベーションが上がらないということもありますよね。
そんな時には、一度皆さんが働くうえでの目標を考え直してみてはどうでしょうか?
そこでこの記事では、フジアルテの経営理念の中から目標に関するものをご紹介していきます。
【高い目標を持つ】
フジアルテの原点である平尾工業は、1962年自宅の一室6畳ほどの場所を使って創業しました。
当時はビジネス業という存在もなく、まさにゼロからの出発でしたが、「一人でも多くの人に働く機会を与え、役に立ちたい」「日本の製造業を支えていきたい」という大きな夢と高い志を持って、常に新たな挑戦を繰り返し、今日まで成長してきました。
今は到底達成できないと思われるような高い目標であっても、あえてその目標を掲げることで、そこに向かってエネルギーを集中させることができ、厳しい試練も乗り越えていくことができるのです。
たとえば、ハイキングで山へ行くのと、エベルストに登るのとでは、心構えや準備など、そのプロセスは全く違うものに成ります。
「何を目指すのか」という目標をできるだけ高く掲げることが、より大きな成長につながり、一人ひとりの自己実現が図られ、そのことが会社発展の原動力ともなるのです。
【原動力】物事の活動のもととなる力。
【公明正大に利益を追求する】
会社は、日々の経営活動を通じて利益を上げ続けなければ成り立ちません。
それは、私たち従業員の幸せにつながることはもちろん、納税によって広く社会に貢献することにもなるからです。
売上や企業規模を拡大していく事は大変重要な事ですが、それ以上に企業の成長や体質を強化する上で常に意識しなければならないのは、付加価値を高めていく事です。
しかし、それは単に利益を上げればよいということではありません。
利益を追い求めるあまり投機に走ったり、不当な手段を用いて暴利をむさぼるのではなく、厳しい自由競争の中で堂々と商いを行い、質の高いサービスを提供し、公明正大に正しい利益を追求しなければなりません。
正しい利益とは、私たち一人ひとりの知恵と創意工夫、そしてたゆまぬ努力の結果として生まれる付加価値です。
その利益は何ら恥ずべきものではありません。
お客様のお役に立ち喜んでいただける付加価値を、自らの努力によって高めていく事が、公明正大に利益を追求するということなのです。
付加価値…価値あるものに付加えられたさらに魅力的な価値
投機…損失の危険を冒しながら利益を狙ってする行為
創意工夫…「創意」は新しい思い付きや今まで考え出されなかった考え、「工夫」は物事を実行するためによい方策をあれこれひねり出すこと
たゆまぬ…弛みない。気持ちが緩まない。なまけない。油断しない。途絶えることがない。
ここまで、フジアルテの経営理念を2つご紹介しました。
働くモチベーションが上がらないのであれば、まずは最初にご紹介した高い目標を持つということをしてみましょう。
仕事をしていると、いつの間にか自分が確実にできることしかやらなくなっていませんか?
その結果、高い目標を持てずに、自分が確実にできることを行っても達成感を得られないという事態になっているかもしれません。
そのため、一度初心に戻り高い目標を掲げてみましょう。
そして、次にご紹介した公明正大に利益を追求するというのも非常に重要なことです。
というのも、もしも目標としていた利益を出すことができたとしても、不当な手段で勝ち得たものなのであれば、価値のあるものではありません。
高い目標に向かい堂々と立ち向かい、たゆまぬ努力をした結果得られる利益こそ、本当に価値のあるものなのです。
経営理念は、企業にとって非常に重要なものです。
ぜひ、自分が勤めている企業の経営理念についても調べてみてください。