皆さんは経営理念にはどのようなことが書かれていると思いますか?
「なんか難しい言葉がたくさんありそう…」というイメージによって、自分から遠ざかってしまう人もいるのではないでしょうか。
そうする必要はありません。
経営理念には、きっとイメージよりもわかりやすい言葉がたくさんあります。
その上、普遍的なことも多いため、共感できる項目もあるのではないでしょうか。
この記事を機に、皆さんが気になる会社の経営理念を調べて、これからの目標を掲げてみませんか?
今回は、その参考となるように、私達フジアルテの経営理念の中から2つの考え方をご紹介します。
【全員参加の経営】
全員参加の経営とは、全従業員がそれぞれの役割に応じて会社の事を考え、主体的に部門経営に参画し、意見を良言い、責任を持って行動することです。
経営者だけが経営していては、現場で働いている人の考えや声が反映されません。
だからといって、現場の人は通常の仕事に加えて、会社の経営も考えるとなれば、寝ている時間が無くなってしまいます。
そうならないためにも、全員参加の気持ちが必要なのです。
全員参加の経営と聞いて、イメージできる人は少ないでしょう。
それはどんなに小さなことであっても、自部門の運営や計画立案に対して、誰もが自分の考えや意見を言え、関心を持つ事です。
それが「経営」への参加となります。
「誰かがやってくれるだろう」、「自分くらいはいいだろう」と無関心でいては、全員参加の経営が実現されません。
一人ひとりが全体のために、皆のためにという気持ちで何事にも積極的に取り組む「全員参加」の姿勢が大切です。
全員参加の精神は、その経営活働を通じて、集団としての素晴らしい成果を生み出します。
それに加えて、仲間意識や家族意識を醸成し、フジアルテに集う従業員の絆を生むことになるのです。
皆さんも務めている会社の「経営」へ参加してみてはいかがでしょうか。
【高い目標を持つ】
フジアルテは元々平尾工業という会社でした。
1962年、創業者の自宅の一室6畳ほどの場所を使って創業したのです。
当時はビジネス業という存在もなく、まさにゼロからの出発でしたが、「一人でも多くの人に働く機会を与え、役に立ちたい」、「日本の製造業を支えていきたい」という大きな夢と高い志を持って、常に新たな挑戦を繰り返し、今日まで成長してきました。
掲げられた目標は、今は到底達成できないと思われるような高い目標かもしれません。
しかし、あえてその目標を掲げることで、そこに向かってエネルギーを集中させることができ、厳しい試練も乗り越えていくことができるのです。
ハイキングで山へ行くのと、エベルストに登るのとでは、心構えや準備など、そのプロセスは全く違うものに成りますよね。
「何を目指すのか」という目標をできるだけ高く掲げることが、より大きな成長につながり、一人ひとりの自己実現が図られ、そのことが会社発展の原動力ともなるのです。
勿論、目標を掲げるだけではいけません。
高い目標を掲げて、それを達成するための小さな目標を設け、それを少しずつ達成していく。
これを繰り返すことで、人は成長し、組織は目標を達成できるのです。
これは組織に限らず、個人にも適用できる考え方でしょう。
皆さんも、高い目標を掲げてみませんか。
今回は、フジアルテの経営理念の中から共感されやすい経営理念を2つご紹介しました。
組織は人の集まりです。
一人一人が達成できないような目標を掲げていては、人は離れて、組織が成り立たなくなってしまいますよね。
それを避けるためにも、会社で掲げられた経営理念は普遍的なものとなっていることが多いのです。
企業の経営理念を調べて、自分の人生がより豊かになるような目標を見つけませんか。
