こんにちは、製造系・工場求人総合サイトのしごとアルテです。
近年、グローバル化が進んで、観光目的以外で日本に訪れる外国人は増えてきています。
日本の製品は未だ海外からも高い信用を得ているため、その技術を学びに来る人も居ますよね。
これからも、その波はどんどん広がっていくでしょう。
そのような社会では、外国の人との円滑なコミュニケーションが欠かせなくなってきます。
つまり、相手の言語を学ぶことは勿論、お互いの国における価値観、文化などを理解することが求められるのです。
日本にいつまでも居ては、それらの能力を身に付けられません。
現在における海外の工場で重宝される能力を参考に、いつその日が来ても大丈夫なように今のうちからスキルや能力を身に付けてみませんか。
今回は、製造系で勤めている方の将来に向けて、海外勤務にまつわる様々な情報をお伝えします。
【勤務する可能性が高いのは東南アジア圏】
日本の製造系企業は、中国へ積極的に進出していました。
低賃金で大量生産を行える点は、製造業にとって最高の利点ですよね。
日本に限らず、多くの製造系企業が中国に進出したため、「世界の工場」とも呼ばれていた時もありました。
しかし、現在では、工場を中国から東南アジア圏に移転する企業が増えてきています。
中国内での賃金上昇や政治的問題が理由と成っているようです。
それによって、中国よりも低い賃金で人を雇えるベトナムやインドに工場が次々と設けられています。
今後も、それらの国に生産拠点を設ける企業は増えていくでしょう。
それに伴って、そこの言語や文化を理解している人は、より重宝されるようになります。
現地の人から管理者を選定することもありますが、工場を設置して数年は日本からの管理者が必須ですよね。
海外の工場であれば、国内の工場よりも昇進できる機会が多いかもしれませんね。
東南アジア圏で活躍できるように、言語や文化について少しずつ学んでいきましょう。
【海外が求めるでろう職種】
現在における海外の製造系メーカーは、以下の職種を経験したことがある人を募集しています。
・営業
・設計
・製造管理、生産管理
・品質管理
・マーケティング
・企画
海外では、大学に通える人が日本ほど多くありません。
学びたくても、就職しなければならない人が多くいるのです。
その構図はそう簡単には変わらないでしょう。
そ、自分達が国内で学んできた知識を教えてあげましょう。
会社からだけでなく、周りの人からも信頼してもらえるかもしれませんね。
自分の知識を最大限に発揮して、海外にも自分の居場所を作ってしまいましょう。
【海外で求められている人材】
海外の工場は、2つの人材を求めています。
1つ目は、専門的な技術を持った人材です。
現地では、日本の様に環境が整っていないことが多くあります。
国内から作業用の機械を持ってきても、使い方がわからない人がほとんどです。
そのような人達に、技術指導を行える人材はとても重宝されます。
腕に自信がある人は、行きたい国で使われている言語を学習していきましょう。
2つ目は、現地のマネジメントを行える人材です。
1つ目と同様、現地の環境は日本の様に整備されていません。
「どうやって工場を運営していけばいいか」、「どうやって部下達に接していけばいいか」などの事がわからない人はたくさんいます。
そのような人達に、日本で得た知識と経験を指導してあげましょう。
ただ、日本と同じやり方が通用するとは限りません。
言語や文化の壁は想像以上に手強いそうです。
現地にあったやり方を見つけて、日本に負けない生産活動ができるようにしていきませんか。
まとめ
今回は、製造系で勤めている方に向けて、海外勤務にまつわる様々な情報をご説明しました。
海外の製造系メーカーでは、技術や知識を持った人を手厚く迎えてくれます。
もしかしたら、日本の製造系メーカーよりも良い条件のメーカーが登場するかもしれませんね。
その際に、スムーズな転職ができるように、海外での経験を積んでおきませんか。
