「製造業で、別の会社への転職を考えている」
「職務経歴書には何を記載すればいいのか分からない」
こうお悩みの方、まずは何をアピールするべきかご存知でしょうか。
製造業の場合、職務経歴書はどういった中身が効果的だと思いますか。
この記事では、製造業で派遣社員をしている方の職務経歴書の書き方についてお伝えします。
目次
□製造業のアピールポイント
そもそも、製造業の雇用においては何が重視されるのでしょうか。
製造業は「集中力」と「手際の良さ」がアピールポイントになります。
*集中力
集中力は製造ラインの単純な作業を長時間こなす際に必要とされます。
*手際の良さ
手際の良さは一つ一つの業務をいかに円滑に行えるかです。
製造業では手際の良さが直接結果に反映しますよね。
製造業でのアピールポイントは集中力と手際の良さでした。
確かに、どの製造業の会社においても重視されるポイントです。
では次に、アピールポイントを意識した上で、職務経歴書のポイントについて見ていきましょう。
□職務経歴書で重視される内容とは
職務経歴書とは、履歴書とは重視される内容が変わります。
職務経歴書では以下の点が見られていると意識しましょう。
*企業が求める能力があるか
*仕事への意欲
*自分の強み
*転職目的
*記載内容の信憑性
製造業では、企業が具体的に求める能力を明示している場合が多いです。
前職で身に着けたスキルや自分の強みについて考えましょう。
自分の強みなんてあまりない、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、人それぞれに強みは存在します。
強みの有無を考えるのでなく、強みの存在に気づけているかが重要です。
しっかりと自身の強みを把握してPRしましょう。
□項目の記載に関して
*勤務先の概要
前職の会社概要について記載します。
採用側に前職の職務内容について一層理解してもらうことを意識しましょう。
・勤務先会社名
・経験期間
・勤務先業種
・経験職種
・雇用形態
・ポジション
*職務内容
前の会社の職務内容によっては伝わりにくいものもあります。
誰でもイメージがつきやすいように記入しましょう。
・担当製品
・担当業務
・機械
*職歴概要
職務(経歴)要約の欄では応募先で生かせる経験を強調した要約文を書きます。
どんな仕事で何を習得したのでしょうか。
おおよそ250字程度で端的に書きましょう。
*身についた知識やスキル
単に仕事内容の記載をするのではありません。
どのような業務範囲ができるのか、どのような役割が果たせるのか、身についた知識やスキルをベースに簡潔に記載しましょう。
*成果や評価
成果や評価は積極的にアピールしましょう。
たとえグループで得た表彰や特許であってもその旨を記載すると良いです。
□注意点
*企業のニーズをとらえる
企業はどのようなニーズがあり、あなたの雇用を判断するのでしょうか。
働きたい企業があなたに求めていることをじっくり考えてから記載に取り組みましょう。
そして記載後は採用担当の立場になったつもりで読み返してみましょう。
*専門用語の多用に気を付ける
製造業では専門用語が多く使われています。
しかし採用・人事担当者が専門知識に詳しい人だとは限りません。
専門用語を多用することには十分気をつけてください。
□まとめ
製造業で求められることは集中力と手際の良さです。
それらを踏まえたうえで、まずは企業の求める要素を把握しましょう。
そしてニーズに基づいて自分の強みをアピールします。
あくまでも職務経歴書の項目には簡潔な文章を心がけましょう。
どこの企業で働いてきたより、どのような仕事をしてきたかを適切にアピールすることが大切です。
効果的な職務経歴書を書き、新しい職場でわくわく働きましょう。