新しく仕事を始めようと考えている方の中には、
「製造業の仕事を始めたいけれど、将来は安心できるのだろうか…」
このような不安を抱えている方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、製造業分野の企業として、世界的な活躍を見せる株式会社クボタをピックアップして、その事業内容や実績をご紹介します。
目次
□株式会社クボタの展開する事業
クボタは世界中で様々な事業を展開しており、ここではその中から主要な事業をご紹介します。
*農業ソリューション
クボタの中心的事業とも言えるのがこの事業です。
畑作と稲作の両方を手がける世界有数の農業機械メーカーであるクボタは、独自の「現場主義」で、現場のニーズに合った農業機械を開発し、日本だけでなく、世界の農業を支えています。
また、農業機械の開発・製造だけでなく、営農や販路拡大なども見据えた農業のトータルソリューションを提供しています。
*水環境ソリューション
クボタの水関連事業は、水道用鉄管の製造から始まりました。
以降、120年以上磨き続けてきた技術を駆使して、水循環のあらゆる場面で活躍し、日本の上下水道インフラを支え続けています。
そして、世界の水環境問題を解決するべく、日本で培ったその技術と製品を各国の事情に合わせた形で提供し、世界で最も環境基準が厳しい北米・欧州でも高い評価を受けています。
*エンジン
明治期に鋳鉄管の製造技術を活かしてエンジン開発に着手したクボタは、大正期には農工用小型エンジンを発表します。
さらに昭和に入るとディーゼルエンジンを手がけるなど、常にニーズに応える製品を世に送り出し、エンジン業界をリードしてきました。
今日、環境・エネルギーをめぐる問題への意識の高まりにより、市場の要望は世界的に多様化しています。
そんな中クボタは、農業用小型汎用エンジンのグローバルリーダーとして、理想的なエンジンの未来を目指しています。
*建設機械
クボタは、1972年にミニバックホーの量産を開始して以来、小型建設機械に特化したメーカーとして、業界をリードしてきました。
また、ミニバックホーの先駆者として、いち早く欧州や北米をはじめとする海外市場に進出しました。
都市基盤整備を担う現場や使い手のことを考慮したその設計は世界各国で高い評価を得ています。
□世界の食料・水・環境を支えるクボタ
1890年に創業したクボタが現在まで、世界の食料・水・環境を支えるために、具体的にどのようなことを成し遂げてきたのか、以下に一部ご紹介します。
*1890年代:国内初の水道管の量産化に成功
水道インフラの整備推進に貢献し、現在では上水から下水まで水インフラを支えています。
*1923年:農工用国産発動機を発売
以来、産業用エンジンを多方面に展開し、産業の発展を支えてきました。
*1960年:国産初の畑作用乗用トラクタを開発
以降、日本農業のリーディングカンパニーとして、農作業の機械化を推進しています。
*トラクタ総生産台数400万代以上
クボタのトラクタは、世界中の農業現場で活躍しています。
□ミニバックホー販売台数15年連続世界1位!※グローバルに事業を展開するクボタ
クボタは世界中の食料・水・環境問題を解決するべく、現地のニーズに合わせてグローバルに事業を展開しています。
その証拠として、クボタはミニバックホー販売台数15年連続世界1位の実績を誇ります。(※2001年から。クボタHPより)
以下に、クボタのグローバルな実績を一部ご紹介します。
*海外売上比率約69%
クボタの製品は、110以上もの国々で活躍しており、今や海外売上比率は約69%と、グローバル企業として着実に業績をあげています。
*タイのトラクタシェア、中国のコンバインシェアともにNo.1
タイ、中国はアジア有数の米生産国においても、クボタの農機は高く評価されています。
□まとめ
以上、日本を代表する製造業分野の企業として、世界的な活躍を見せる株式会社クボタについてご紹介しました。
クボタはこれまで国内外で数々の実績を残しているだけでなく、今なおグローバル企業として成長を続けており、2018年12月期の売上は約1.8兆円に及びます。
「製造業で働きたいけれど将来が不安」という方はぜひ、グローバル企業として活躍する株式会社クボタで働いてみてはいかがでしょうか。