「毎日の仕事でストレスが溜まって仕方がない。」
「ストレスとの上手な付き合い方を知りたい。」
このようにお考えの方もいらっしゃると思います。
仕事をしていると大変な場面に直面することもあり、そのたびにストレスを溜め込んでしまいますよね。
しかし、ストレスは上手く発散しないと心のトラブルを抱えてしまいます。
そこで今回は、仕事上のストレスとの上手な付き合い方についてご紹介します。
目次
□ストレスを感じやすい人の特徴
まずは、ストレスを感じやすい人の特徴をご紹介します。
これに当てはまる人は、ストレスを溜め込みがちなので注意が必要です。
*完璧主義
完璧主義の人は理想が高く、その理想に対して完璧な状態でなければストレスを感じてしまいます。
とはいえ、現実の仕事には完璧にできることのほうが少なく、結果としてストレスを溜め込んでしまいます。
また、完璧主義の人は自分の理想を他人に押し付けようとしてしまいます。
しかし、完璧主義者の期待に応えられる人は多くありませんし、もし相手が不快に感じてしまうと論争の種になるかもしれません。
そうすると、そこからさらにストレスが生じてしまいます。
*せっかちな人
せっかちな人は、何事もテキパキと動作を進められます。
その場合、もし他人の仕事が遅いとイライラしますよね。
このように、自分と他人のスピードが合わないことがストレスの原因になってしまいます。
*責任感が強すぎる人
責任感があることは良いことですが、強すぎるとそれがマイナスに働きます。
何でも自分のせいにしたり、自分一人で抱え込んだりしてしまうのです。
失敗しないように常に気が張り詰めているので、かなりのストレスがかかってしまいます。
□ストレスとの付き合い方
以下のことに気をつけると、上手くストレスに対処できます。
*心の余裕を持つ
気が張り詰めていると、ストレスがかかります。
「80%~90%くらいで十分だ」といった心の余裕を持つことが大切です。
とはいえ、これは仕事をおろそかにして良いという意味ではありません。
*人に任せる
自分一人で抱えられない仕事は、上司に相談するなどして誰かと分担しましょう。
無理をして一人でやろうとすると、体を壊す原因にもなりますし、結局処理できなくて迷惑をかけてしまう可能性もあります。
人に任せることで、自分の仕事量も責任量も減らせるうえ、心に余裕を持てます。
*考え方を見直す
「コップに水が半分もあると考えるか、半分しかないと考えるか」といった有名な考え方がありますが、ストレスとの付き合い方においてこの考え方は大切です。
物事をポジティブに捉えることが、ストレスと上手く付き合うためのコツです。
*自分の趣味を見つけておく
趣味を作っておくと、溜まったストレスのはけ口にできます。
また、趣味の時間を確保するために仕事を効率化しようとする流れもできるので、趣味を作って損はないでしょう。
社会人によくある趣味としては、カラオケ、ボウリング、サイクリング、釣りなどがあげられます。
□自分はストレスを溜めやすい人かを見極める
ここまで、ストレスを溜めやすい人やストレスとの、上手な付き合い方をご紹介しました。
大切なことは、自分自身がストレスに翻弄されやすいかを見極めることです。
過度なストレスが、自分にのしかかっていることを認知できれば、自分でブレーキをかけられます。
反対に、これくらいのストレスであれば大丈夫だと知っていれば、少し仕事に負荷をかけられますよね。
このように、自分はどれくらいのストレスなら耐えられるのか、自分には今どれくらいのストレスがかかっているのかを知ることが、ストレスと上手く付き合ううえで大切な心得です。
□まとめ
仕事上のストレスとの付き合い方についてご紹介しました。
完璧主義な人、せっかちな人、責任感の強い人は、仕事でストレスを溜めてしまう傾向があります。
そんなときは人に頼ったり、思考を前向きにしたり、趣味に没頭したりして上手くストレスと付き合っていきましょう。