経営と聞くと、自分には関係ないものだと思ってしまいますよね。
果たして、それは本当でしょうか?
自分が属する組織の運営、経営は他の人に任せてしまってよいのでしょうか。
そのような状態はあまり望ましくはないでしょう。
現場の状況を知らない人から口出しされたら、良い気持ちはしないですよね。
しっかりと自分たちのことを理解してくれる人に経営してもらったり、自分の意見を経営に反映させたりしたいですよね。
そのためにすべきことは、私たちフジアルテの経営理念に記載されています。
この記事を機に、あなたも企業の経営に参加してみませんか。
【売上を最大に、経費を最小に】
一般的に売上を伸ばしていこうと思えば、それだけ経費も増えるとされています。
しかし、これは本当にそうなのでしょうか?
このような固定概念に縛られていては、大きな成長を遂げていく事はできません。
売り上げを限りなく伸ばしていく努力を積み重ねる一方で、あらゆる無駄を省き、経費を最小限に抑えることが大切なのです。
「そんなわけないじゃん」と思っていても、実際に経費を削減してみれば、当初の経費よりも少ない状態で、多くの売上が得られているでしょう。
ここで大切にすべきものは、利益の考え方です。
利益は追い求めていくのではありません。
売上を最大にして、経費を最小にしていく取り組みの結果として出てくるものが利益なのです。
そのためには、私たち一人ひとりが少しでも売り上げを上げようと日々努力すると同時に、使う経費の内容を細かく把握し、1円でも少なくしようと意識して取り組んでいく事が大切です。
1日1人1円の費用削減も1年積み重なれば365円。
100人属する企業なら、3万円以上に達します。
このように、各部門の取り組みはたとえわずかであっても、それらが積み重なっていけば、会社全体として大きな成果につながっていくのです。
売上を最大にして、経費を最小にしていく事は、当たり前のように思いがちですが、そのことを常に意識し、実践し続けることが経営の基本なのです。
【全員参加の経営】
全員参加の経営とは、全従業員がそれぞれの役割に応じて会社の事を考え、主体的に部門経営に参加し、意見を言い、責任を持って行動することです。
経営者だけが経営では、どこかに不備が生じてきてしまうことがあります。
人からどのようなことをしているのかを聞くのと、実際に働いてみるのとでは、得られる情報に差が出てきてしまいます。
どんなに小さなことであっても、自部門の運営や計画立案に対して、誰もが自分の考えや意見を言え、関心を持つ事が「経営」への参加なのです。
「誰かがやってくれるだろう」、「自分くらいはいいだろう」というような無関心は、自分の身を滅ぼします。
一人ひとりが全体のために、皆のためにという気持ちで何事にも積極的に取り組む「全員参加」の姿勢こそが大切です。
組織の中に一人でも傍観者がいたり、会議や行事などで欠席者が居たりすれば「全員参加」にはなりません。
全員参加の精神は、その経営活有働を通じて、集団としての素晴らしい成果を生み出すだけでなく、仲間意識や家族意識を醸成し、フジアルテに集う従業員の絆を生むことになるのです。
今回は、企業の経営に参加していくために必要なことを、私たちフジアルテの経営理念からご説明しました。
全員参加の経営と聞いて、難しいことを考える必要はありません。
ただ、自分の意見を上司の人に伝えるだけでも、経営に参加していることになります。
そのためには、自分で現状の課題を見つけようとする姿勢が必要ですよね。
それだけでも経営に参加できています。
課題を見つけて、人に伝える。
まずは、このことを意識して、仕事に臨んでみてはいかがでしょうか。