皆さんの中にも、「無期雇用」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「無期雇用と正社員って同じではないのだろうか…」
そんな思いをお持ちの方もいらっしゃると思います。
無期雇用という名前だけを聞くと、雇用が無期ということで正社員と同じではないのかと考える方も少なからずいらっしゃるでしょう。
しかし、そのような認識は間違っているかもしれません。
実は、無期雇用だったとしても、派遣社員と正社員では、待遇が大きくこと異なります。
そこで今回は、「無期雇用」と「正社員」の違いについて解説していきたいと思います。
□「無期雇用」って何?
そもそも「無期雇用」について、名前を見ただけでその意味を判断している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、「無期雇用派遣」そのような言葉を聞いたことがあるが、具体的にどのようなものか分からないという方もいらっしゃると思います。
派遣社員には、契約期間というものが定められており、その期間内で働くことになります。
よって、契約期間が終了すると雇用関係はなくなります。
一方で、無期雇用派遣では、上記のような雇用期間がなく、無制限で派遣会社と雇用契約を結ぶというものです。
また、このような雇用契約になることで、給与面も異なるものになります。
普通の派遣社員では、時給制の雇用形態であったのが、無期雇用派遣になることで「月給制」に変わります。
派遣としての働き方では、将来が不安定で安心できないという悩みを抱えている方も少なからずいらっしゃるでしょう。
無期雇用派遣になることで、仕事が見つからない期間に不安を感じることはなくなり、今働いている仕事に集中できるのです。
上記の内容をまとめてみると、「無期雇用」とは、雇用が無期ということで正社員と同じのような感じがしていると思います。
では、ここからは具体的に「無期雇用と「正社員」の違いについて解説していきたいと思います。
□「無期雇用」と「正社員」の違いって?
前述した内容では、あまり無期雇用と正社員の違いを感じられなかったと思います。
しかし、無期雇用と正社員は、決して同じ働き方ではありません。
その違いとして、待遇面の違いなどが挙げられます。
では、どのような違いがあるのかポイントごとに挙げていきます。
*「昇給・昇格」
正社員の場合だと、一定の期間ごとに昇給があり、成果を上げると昇格してボーナスが発生することが多いでしょう。
しかし、無期雇用になったからといって、正社員と同じように昇給や昇格がされることは、ほとんどないと考えてよいです。
無期雇用になっても、給料は変わらず、将来的に昇給や昇格することもなく、ボーナスも支給されないことの方が多いのです。
また、派遣会社によっては、転々と派遣先が変わることもあるので注意が必要です。
*「雇用の安定」
普通の派遣社員と比べると、無期雇用は雇用の安定はしていると言えますが、正社員と同じぐらい安定しているとは言えません。
また、場合によって、契約解除になる可能性も少なからずあります。
無期雇用になったからといって、安心して仕事に集中できていないと、契約解除の可能性は高くなるのです。
上記のような昇給や昇格がないとモチベーションを保つのは、難しくなると思いますが、これまで以上の働きを期待されていると考えていた方が良いと思います。
考え方によっては、「仕事の頑張りが認められた」から無期雇用になったと自分に期待されているということをモチベーションにすると良いかもしれません。
□最後に
今回は、「無期雇用」と「正社員」の違いについて解説して行きました。
「無期雇用」と「正社員」は、待遇面などで全く同じではないということが分かっていただけたと思います。
働き方によっては、あなたの人生をわくわくさせるものになります。
是非、上記のような情報を参考にして、自分に合った働き方を見つけてくださいね。