派遣業をお考え中の皆さん、無期雇用の派遣業についてご存知ですか。
一般的な派遣業は登録制ですが、無期雇用は登録制には存在しない様々な利点があります。
昇給制度があることも、その一つでしょう。
昇給は正社員にのみではなく、無期雇用の派遣にも適応されます。
今回は、無期雇用の派遣の昇給について解説します。
□無期雇用の派遣の待遇について
上記の通り、無期雇用には登録制にはない利点があります。
まずは、登録制と無期雇用の派遣の待遇の違いを確認しましょう。
登録制では、給料は時給で支払われるので、労働時間分の収入が得られます。
つまり、途切れることなく働き続けられた月は収入を得られますが、仕事が途切れてしまって働けない日が出てくると、収入も下がってしまいます。
そのため、登録制の派遣の収入は、安定性が低いと言えるでしょう。
一方で、無期雇用の派遣では、時給ではなく月給で給料が支払われます。
月給は時給とは違い、あらかじめ支払われる額が決められており、毎月定額の収入を得られます。
これにより、例え仕事と仕事の間に空白の時期が発生しても、毎月の収入は変動しません。
正社員でなくても、毎月安定した給料を受け取れるのは非常に魅力的ですよね。
また、無期雇用の場合は交通費が会社側から支払われることが多いです。
支給される額の上限はもちろん定められていますが、日々の固定費が少なくなるのは魅力でしょう。
毎日、必要な交通費が得られるのはありがたいですよね。
さらに、無期雇用で働く場合には、昇給が期待できます。
登録型派遣の場合は、職場を変えない限り給料を上げられません。
しかし、派遣会社にもよりますが、無期雇用の場合は昇給の可能性が出てきます。
収入が安定している上に、昇給まで期待できるのは大きな利点ですよね。
その他の利点としては、ボーナスが出る可能性が高いことも挙げられます。
それに加え、無期雇用の派遣は、正社員とほぼ同等の待遇を受けられることがほとんどです。
派遣でありながら、優良な待遇を受けたいと考えられている方には特におすすめできるでしょう。
しかし、これらの利点は、それぞれの派遣会社のルールによっても変わってくるので、ご自身で確認することを心掛けて下さいね。
□無期雇用派遣のデメリットについて
この記事の前半では、無期雇用派遣の利点についてご紹介しましたが、何事にもデメリットはあるものです。
続いては、無期雇用派遣のデメリットを確認しましょう。
まず無期雇用派遣は、正社員ではないことです。
上記の通り、待遇は正社員と同等のものとなりますが、大きな違いは契約を切られる可能性があることです。
「無期雇用派遣で一度働き出せばもう安泰だ」と考えて、熱心に業務を行っていないと契約を切られてしまうこともあります。
当たり前のことですが、無期雇用であっても向上心を持って仕事に取り掛かることを心掛けて下さい。
これに加えて、無期雇用の場合は採用試験が行われます。
会社側も、正社員と同等の扱いをする無期雇用派遣の採用には厳しくなります。
正社員の採用と同様に、書類審査や複数回の面接が行われるので、しっかりと準備をして臨みましょう。
また、給料が上がりにくい可能性はあります。
前述の通り、無期雇用の派遣は給料が固定されています。
昇給制も存在しますが、正社員と比べると給料の伸びでは劣ります。
そのあたりのことも理解してから、無期雇用として働くと良いでしょう。
□まとめ
今回は、無期雇用の派遣の昇給について解説しました。
無期雇用には様々な利点がある一方で、もちろんデメリットもあります。
どちらのことも理解された上で、お仕事を探して下さいね。
昇給の他にも、派遣に関してご質問等ございましたら、お気軽に当社までご連絡ください。