派遣社員として働くことを希望している方で、副業に興味を持っている方はいらっしゃいませんか。
副業は、もっと働きたいという方にとっては魅力的ですよね。
ただ、派遣社員は副業が禁止されているという噂もあり、気になる方もいるでしょう。
今回は、派遣社員が副業禁止なのかについて詳しくご紹介していきます。
□副業の基準はどこから?
派遣社員の収入だけでは足りず、副業を始めたいという方も多いでしょう。
そもそも、派遣社員は副業をしても良いのでしょうか。
派遣社員は、副業が就業規則で禁止されている場合があります。
そこで、派遣社員が副業をしているとみなされる基準や、働く上での規則について詳しくご紹介していきます。
副業とは、言葉の通りに広くとらえた意味として、本業以外の収入を得る仕事とされています。
副業の基準は、1年間で20万以上の収入があるかどうかです。
20万以上の収入がある場合は、確定申告の上で納税の義務が発生するからです。
そのため、1年間で20万以上の収入を得ているものがある場合は、副業だと言えます。
正社員として勤めている方は、企業の副業規則によって副業を禁止している場合があります。
派遣社員の場合は、派遣元の派遣会社の就業規則に従う必要があります。
そのため、派遣社員で副業を考えている方は、派遣会社の就業規則を事前にしっかりと確認しておきましょう。
会社の規則において副業が禁止されている場合がありますが、法律の上で副業は禁止されていません。
副業を行う際は、派遣先の会社に迷惑をかけないように注意しましょう。
□副業を始める前に知っておきたい注意点とは?
副業をする際には、主に3つ注意点があります。
1つ目は、スケジュール管理が難しいということです。
派遣会社の仕事と副業のスケジュールが被ってしまうと、会社や副業の関係者の方にも迷惑をかけてしまいます。
このようなことがないように、余裕を持ってスケジュールを組んでおくと良いでしょう。
2つ目は、確定申告をする必要があるということです。
前述にもある通り、副業で収入が20万以上の場合は確定申告が義務付けられます。
副業分は、自分で確定申告する必要があります。
確定申告が遅れると、延滞税などペナルティが課せられるので、できるだけ早めに申告を行いましょう。
3つ目は、会社に副業を隠すことはできないということです。
副業していることを会社に言わないようにしていたとしても、住民税の金額で会社は分かってしまうでしょう。
給料の中から住民税を徴収してもらっている場合、副業で所得が上がり住民税が高くなることを、知っておきましょう。
□副業の選び方とは?
副業を選ぶ際、派遣会社における仕事に支障をきたさないように気を付けたいですよね。
そこで、副業を選ぶ際のポイントについてご紹介します。
まず、在宅の仕事を選ぶのが良いでしょう。
在宅の仕事であれば、移動時間もなく、仕事に時間をたくさんあてられます。
最近では、インターネットでできる仕事が増えているので、空き時間も有効に活用できるでしょう。
また、シフト制やシフトの融通がきく仕事も良いでしょう。
シフト制の仕事であれば、あらかじめ計画を立てて働けるでしょう。
派遣の仕事に支障が出ないようにするためにも、柔軟なシフトが組める仕事であればさらに良いでしょう。
単発の仕事もおすすめです。
1日単位で働けるため、休日をうまく活用できます。
普段は平日にフルタイムで働いている方で、土日にも働きたいという方には都合が良いのではないでしょうか。
□まとめ
今回は、派遣社員の方が副業をする際の注意点とおすすめの副業についてまとめました。
派遣の仕事と副業の両立ができそうだと感じた方も多いのではないでしょうか。
これから副業を始めようという方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。