派遣社員として働く予定の方はいらっしゃいませんか。
さまざまな働き方の中から派遣という働き方を選択したことには、それぞれ理由があるでしょう。
しかし、派遣で働くにあたってボーナスが気になりますよね。
そこで今回は、派遣社員はボーナスをもらえるのかご紹介します。
□ボーナスとは
ボーナスとは、労働者の勤務業績に応じて支給されるご褒美のことです。
給与の一部として扱われており、賞与と呼ばれることもあります。
一般的に、ボーナスは年に2回受け取れることを押さえておきましょう。
しかし、高い金額をボーナスとして受け取っているのは、公務員や大企業で働く一部の社員のみということに注意が必要です。
中小企業で働く社員や大企業であっても、勤務歴が短い社員は金額が低い傾向にあります。
□派遣にはボーナスがない
基本的に、派遣社員にはボーナスが支給されません。
その理由は以下になります。
ボーナスは法律で義務付らけれていないのです。
ボーナスの支給は企業の裁量で決まっており、派遣社員に限らず正社員に対しても支給しない会社も、中にはあることを押さえておきましょう。
□派遣でもボーナスを見込める場合はあるの
派遣社員でもボーナスを受け取れる可能性が高い2つの場合をご紹介しましょう。
1つ目は、ボーナス制度がある派遣会社で働くことです。
ボーナスの有無は会社の裁量次第なので、派遣会社の中にもボーナス制度を導入している会社が存在します。
会社に制度が導入されていれば、派遣形態に関わらずボーナスを受け取れる可能性が高いです。
そのような会社を見つけたら、ボーナスの支給額や支給条件まで詳しく調べて派遣社員でも支給されるか確認しましょう。
2つ目は、紹介予定派遣で働くことです。
紹介予定派遣では、派遣会社で紹介してもらった会社と直接雇用契約を結ぶことを前提とした派遣形態です。
3か月から6か月間派遣社員として働いた後、双方の同意があれば正社員や契約社員として正式に雇用されることを押さえておきましょう。
このように正式に会社と雇用契約を結べば、いち社員としてボーナスが支給される可能性があります。
しかし、会社によっては正社員であってもボーナスが支給されない場合もあります。
労働契約書や就業規則で定められているので、事前に確認しておきましょう。
派遣社員はボーナスをもらえないからといって、正社員と比べて条件面で劣るわけではありません。
それは、ボーナスがない分、もともとの時給が高いためです。
正社員の給料が最初は低く徐々に上がっていくことから、短期間で考えたら給与面で大きな差がないと考えられます。
また、働いた時間通りの給料を得られ、ほとんど残業がないことを考慮すると、給料の差は問題なく思えるでしょう。
□まとめ
派遣社員がボーナスをもらえない理由と、もらえる可能性が高い場合をご紹介しました。
十分に調べてから、雇用形態と働く会社を決めるのが良いでしょう。
この記事を参考にしていただければ幸いです。