派遣社員として働くことをお考えの方はいらっしゃいませんか。
せっかく働くなら、高収入を期待したいですよね。
しかし、派遣社員の給料がどれくらいなのか、わからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、派遣社員の給料の相場と、給料を上げるためのポイントについてご紹介します。
□派遣社員の給料の相場をご紹介!
これから派遣社員として働く方の中には、給与面での待遇に関して不安がある方もいらっしゃると思います。
ここでは、派遣社員の給料の相場を確認していきましょう。
まず、派遣社員の時給についてご紹介します。
令和2年の5月に実施された、株式会社リクルートジョブズの調査によると、3大都市圏での平均時給は約1700円とされています。
もちろん勤務地や派遣会社によってこの数字は異なりますが、派遣社員の時給は比較的高いと言えるでしょう。
次に、日給と月収についてご紹介します。
基本的に1日に8時間ほど勤務する場合が多いため、1日あたりでは約13600円ほどの収入が得られるでしょう。
また、1ヶ月の勤務日が22日の場合、月収は約299200円となります。
最後に、年収についてご紹介します。
1年間で休日は125日前後である場合が多いため、ここでは勤務日を240日として考えましょう。
そうすると、平均年収は約330万円となる場合が多いです。
この数字を聞いて、意外と少ないと感じた方も多いのではないでしょうか。
3大都市圏の派遣社員は平均時給は約1700円で、これは正社員の時給よりも高い場合もあります。
一方、正社員の平均年収は約500万円と、派遣社員の平均年収を上回っています。
正社員の場合はボーナスや各種手当が充実している場合が多いため、どうしてもこのような差が生まれてしまうのですね。
しかし、派遣社員にも派遣社員ならではのメリットがあります。
具体的には、プライベートを充実させながら、柔軟に仕事ができることが挙げられます。
そのため、給料が正社員の方に比べて低くても満足して働いている方が多くいらっしゃいます。
□給料を上げたい場合はどうする?
ここまで、派遣社員の給料の相場について確認してきました。
しかし、給料に納得できない場面が出てくることもありますよね。
ここからは、給料を上げたい場合の対処法について確認していきましょう。
派遣社員の場合は、給料の交渉は派遣会社に依頼することになります。
交渉時のポイントは3つあるので、1つずつご紹介します。
*タイミングを意識しよう
給料に関する交渉は、労働契約の更新のタイミングで行うことをおすすめします。
派遣会社によって更新のタイミングは異なりますが、基本的には勤務を始めて1年目のタイミングが良いでしょう。
1年目に交渉を却下された場合でも、2年目にまた交渉してみても良いかもしれませんね。
*実績をアピールしよう
給料の交渉で特に重要なポイントになるのが、実績の有無です。
資格を取得するのも良いですが、こちらは仕事に活かせるものでないとあまり効果がない場合が多いです。
そのため、営業の売り上げ成績や勤務態度の良さなどの、仕事に直結した実績をアピールするようにしましょう。
*具体的な金額を提示しよう
給料の交渉を本気で取り組んでいると伝えるためにも、具体的な金額を伝えることをおすすめします。
具体的な金額がわからない場合は、業種ごとの給料の相場を確認したり、知り合いの派遣社員の方に聞いたりして調べると良いでしょう。
□まとめ
今回は、派遣社員の給料の相場と、給料を上げるためのポイントについてご紹介しました。
派遣社員の時給は高いですが、ボーナスなどの関係から年収にすると低くなってしまう場合もあります。
その際に給料の交渉をしたい場合には、ぜひ今回ご紹介したポイントを参考にしてみてください。