憧れのマイホームを夢見る方も多いです。
しかし、数千万もする家を一括購入する人はほとんどいません。
家を建てる際は住宅ローンを借りるのが一般的です。
ご存知の通り、住宅ローンを組むには審査が必要となります。
では、派遣社員は住宅ローンを組めるのでしょうか。
今回の記事では、派遣社員の住宅ローンに関してお伝えします。
目次
□派遣社員とは
派遣社員は人材派遣会社と契約を結び、勤務先の企業や会社と間接的な雇用関係を結んだ社員です。
時給・日給・月給等様々な給与形態があります。
しかし一般的には昇給がなく、正社員と比較した場合には給与差が大きく表れます。
また雇用契約には期限があり、任期満了に際しては再度就職活動を行う必要があります。
総じて正社員と比較すると、派遣社員は雇用が不安定です。
したがって銀行等からお金を借りる際には、一般に正社員よりも不利な立場にあると考えられます。
□派遣社員と住宅ローンの現状
特に2000~2006年にかけて、派遣社員の数は年々増加しました。
昔に比べると、派遣社員も住宅ローンをはるかに組みやすくなりました。
とはいえ、利用可能な住宅ローンは正社員ほど多くはないのが実際です。
しかし、派遣社員だからと住宅ローンをあきらめるのは時期尚早でしょう。
派遣社員が住宅ローンを借りるためには、審査に関して知っておきましょう。
□住宅ローン審査の際のポイント
審査には非常に様々な条件が存在します。
金融機関の違いによりその内容や数が変わります。
基本的な条件としては以下のものが考えられます。
*年齢
借り入れと完済には、ともに年齢の上限があります。
年齢の上限は金融機関によって異なります。
*派遣社員への融資
そもそも、派遣社員への融資を不可としている金融機関も多くあります。
まずは、派遣社員でも融資可能な金融機関を探しましょう。
*勤続年数
会社に勤める長さ(年数)も審査の対象になります。
勤続年数が短すぎると、すぐに離職するのではないかと疑われます。
要は勤続年数は、きちんと継続的に借金を返済する収入があるか検討するための条件です。
またその観点から、職業や職種も審査の参考になるのです。
一般に収入が安定しない仕事は返済能力が低いと考えられます。
*年収
年収の高さによって住宅ローンの借入額に制限がかかります。
ちなみに年収は過去1~3年の金額が審査の対象になります。
*現在の・過去の借り入れ返済
過去の借り入れで返済が滞った記録がないか確認されます。
またマイカーローンを組んでいる方も多いと思います。
現在に借り入れがある人は、その返済状況も確認されます。
また、金融機関は簡単に借り入れ状況を調べることができるため、報告は適切に行いましょう。
□審査の注意点
*未払い、遅延の注意
過去にクレジットカードの支払いを遅延していたり、未払いだったりしませんか。
過去にそういった記録があると、信用情報機関に記録として登録される場合もあります。
もしも登録されていれば審査を通るのが難しくなってしまいます。
普段から未払いや遅延といった気の緩みには気を付けましょう。
□まとめ
派遣社員と住宅ローンについてお伝えしました。
派遣社員でも借入金額に制限はありますが、住宅ローンを組める可能性があります。
しかし、年齢や年収、返済状況によってはローンが組めない、借入額を低くされる場合があるのことを理解しておきましょう。
また、普段からクレジットカードの引き落としで遅延をしないなど心がける必要がありますね。
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