「仕事のモチベーションがなかなか上がらない…」
「モチベーションが上がらない原因にはどのようなものがあるのだろう…」
このような思いをお持ちではないでしょうか?
皆さんの中にも、仕事のモチベーションが上がらずに、どのようにしてモチベーションを上げたら良いのかと悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に、モチベーションを上げることにつながる経営理念を、フジアルテを例にご紹介していきたいと思います。
□高い目標を持つ
フジアルテの原点である平尾工業は、1962年自宅の一室6畳ほどの場所を使って創業しました。
当時はビジネス業という存在もなく、まさにゼロからの出発でした。
しかし、「一人でも多くの人に働く機会を与え、役に立ちたい」、「日本の製造業を支えていきたい」という大きな夢と志を持って、新たな挑戦を繰り返し、今日まで成長してきました。
今は到底達成できないと思われるような高い目標であっても、あえてその目標を掲げることで、そこに向かってエネルギーを集中させられ、厳しい試練も乗り越えていけるのです。
たとえば、ハイキングで山へ行くのと、エベルストに上るのとでは、心構えや準備など、そのプロセスは全く違うものに成ります。
「何を目指すのか」という目標をできるだけ高く掲げることが、より大きな成長につながり、一人ひとりの自己実現が図られ、そのことが会社発展の原動力ともなるのです。
高い目標を持つことは、やる気を失わせる原因となるのではないかと考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、逆に低い目標だとやる気を失う原因となり、頑張ろうという気にもならず、モチベーションが上がらない原因になってしまいます。
簡単に達成できる目標は、あまり魅力があるとは言えません。
組織として、高い目標を持つことで周りの環境に刺激を受け、自分も頑張ろうという気持ちになり、結果としてモチベーションを上げられるのです。
□実力主義に徹する
フジアルテでは、年齢や経歴に関係なく、真の意味で実力を持つ人を登用する「実力主義」を掲げています。
真の実力とは、みんなからも信頼され尊敬される人望と、高い職務遂行能力がバランス良く秀でていることです。
みんなの幸せのために自らの能力を発揮し、努力を惜しまず、情熱を持って行動する人には、周りの人が信じてついていきます。
そのような真の実力を持つ人が、組織のリーダーとなり、仲間を幸せに導くために、力を存分に発揮できる環境や気概があることが大切です。
「上、三年にして下を知り、下、三日にして上を知る」と言われていますが、組織の長は、常にその言動を見られていることを意識しなければなりません。
「この人のためなら」と信じて、持てる力を最大限に発揮できる職場であれば、素晴らしい成果を上げていけるはずです。
一人ひとりが真の実力を身に着けることを意識し、同時に実力主義を尊ぶ風土を築き上げていけば、フジアルテは大きく発展し、ひいては全員の幸せの実現につながるのです。
やはり、前述したような高い目標を達成することで、認められることがモチベーションにつながってきます。
どれだけ努力して頑張っても、実力を認められないとなると頑張ろうという気にもなりませんよね。
皆の幸せのために自らの能力を発揮して、努力が認められた人が組織のリーダーになることで、自分も頑張ろうという気になるのです。
□最後に
今回は、モチベーションを上げることにつながるフジアルテの経営理念をご紹介していきました。
仕事のモチベーションが上がらないという方は、経営理念に問題がある可能性があります。
自分が企業の経営理念に賛同できるのか、考え方や価値観が合っているのかを確認するようにしましょう。