「コロナの影響で仕事に不安がある」
「不景気に強い仕事が知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、今の不景気に強いと言われている業界をご紹介します。
また、コロナの不況時代でおすすめしたい派遣の仕事と、コロナ時代に必要とされる人材の特徴もご紹介するので参考にしてみてください。
□アフターコロナに強いと言われている業界をご紹介!
コロナの影響で、職業選びに迷われている方は多いのではないでしょうか。
そこでこの章では、アフターコロナに強いと言われている業界を4つご紹介します。
1つ目は、Web業界です。
これからの時代はソーシャルディスタンスを保つことが必須になるため、現在に引き続きリモートワークや時差通勤が主流になるでしょう。
そういった中で、自宅からオンラインで作業できるWeb業界は、今後も発展していくと考えられます。
近年は企業のITシステム化がますます進んでおり、Webデザインやシステム開発、エンジニアなど、あらゆる場面で需要が生まれるでしょう。
2つ目は、医療業界です。
新型コロナウィルスの感染者増加を受け、全国の医療機関で医療従事者や病床の不足が問題視されていることから、医療の重要性が再認識されています。
今後は、人との接触を減らすためのオンライン診療やWebによる来院予約などのIT化が進み、発展し続けることでしょう。
また、少子高齢化社会への対策として、健康寿命を長くするための予防医療や検診受診などの需要も伸びる可能性が高いです。
3つ目は、教育業界です。
緊急事態宣言を受けて休校となった学校や塾などの教育機関が多くありましたが、休校中に迅速な対応でオンライン授業に切り替えた教育機関も存在します。
今回は突然の休校だったこともあり、対応はそれぞれの学校に任されました。
しかし再び休校措置がとられる場合に備えて、多くの教育機関でオンライン授業システムが取り入れられるでしょう。
4つ目は、物流業界です。
緊急事態宣言下で外出自粛が広まり、店舗での消費活動が難しくなったため、オンラインでのショッピングやUber Eatsなどを利用する方が格段に増えました。
今後もそのような新しい生活が広まり、感染リスクを抑えるためにオンラインショッピングが通常化していくでしょう。
それに伴い、宅配事業をはじめとする物流業界は需要が安定して拡大していくと考えられます。
□ウィズコロナの不況時代におすすめできる派遣の仕事をご紹介!
コロナ禍においても発展するであろう業界についてご紹介しましたが、ここからは、不況時代におすすめしたい派遣の求人をご紹介します。
1つ目は、コールセンターやオペレーターです。
新型コロナウィルスの影響で、コールセンターやオペレーター業務の需要は伸びています。
なぜなら、コールセンターはさまざまな商材を扱っており、自粛が要請される中で問い合わせが急増しているからです。
特に需要が急増しているコールセンター業務としては、以下が挙げられます。
- 生活相談関連や自治体の給付金について
- 新型コロナについての相談窓口
- オンラインショッピングのカスタマーサポート
- 配送業務やフードデリバリーの受付
新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、対面での相談が難しい今の状況だからこそ、コールセンターが非常に重宝されているのです。
2つ目は、医療・介護・福祉関連の仕事です。
医療や介護、福祉にまつわるお仕事は社会インフラの一つであり、重要なエッセンシャルワークです。
ソーシャルディスタンスの確保が大切と言っても、介護の依頼を諦めたり、通院を中断して常用している薬の服用をやめたりすることできません。
前の章でもご説明したように、長引くコロナ禍で医療業界は甚大な人手不足に悩まされており、資格がなくても働ける医療・介護系の派遣業務も増えています。
未経験や資格がなくても携われる医療・介護系の仕事としては、以下が挙げられます。
- 受付、事務作業補助、看護助手などの医療事務
- ホームヘルパーやケアワーカー
- 生活相談員やケアマネージャー
- 医療機器メーカーや製薬会社
また、高齢化がますます深刻化している日本において、医療・介護の需要は今後も上昇していくでしょう。
アフターコロナを見据えても、おすすめできる職業の一つです。
3つ目は、サイバーセキュリティ・クラウドなどIT関連の仕事です。
企業がリモートワークを取り入れる際には、上質な通信セキュリティやクラウドシステムが必須です。
そのリモートワークが求められる時代において、ITインフラであるセキュリティ・クラウドに関する事業の需要は安定して伸びていくのです。
需要が特に拡大しているITの業種としては、以下が挙げられます。
- サーバー
- ネットワーク
- セキュリティ
- クラウドサービス
もともとIT業界は、エンジニアをはじめ多くの職種で人材不足が危惧されている、完全に売り手市場の業界です。
経済産業省委託の「IT人材の需給に関する調査」によると、約10年後には45万人ものIT人材が足りなくなると言われています。
そのため、専門職はもちろん、営業事務やサポート業務などの一般事務も将来的に高い需要が見込める業種です。
4つ目は、配送・eコマース分野の職業です。
緊急事態宣言下では外出自粛が重要視され、配送やeコマース分野の需要が急激に伸びています。配送業をはじめとして、求人が少なくなっているコロナ禍においても多くの求人が出ています。
配送・eコマース分野の主な業種としては、以下が挙げられます。
- 梱包・発送業務
- ドライバー
- ECサイト・発注システム管理運営
- 倉庫・在庫の管理
配送業は体力のイメージが強いかもしれませんが、実は事務仕事のバックオフィスにもさまざまな仕事があります。
配送・eコマースの業界も生活に必要不可欠なエッセンシャルワークであり、今後も高い需要が見込まれ、長く安定して続けられる職業と言えるでしょう。
5つ目は、製造の仕事です。
製造業も、生活において欠かせないため、今後も安定した職業だと言えます。
また製造と一口に言っても、自動車、電子部品、食品工場などさまざまな業種があります。
工場は資格がないと働けないと思われがちですが、製造未経験でも働けるようなサポートもあります。
製造の主な働き手としては、以下が挙げられます。
- 軽作業
- 検査
- 加工
- 機械オペレーター
また製造業の派遣先は、寮付きや土日休みなどのように福利厚生が充実している企業が多くあるのも特徴です。
当社は工場求人を豊富に集めておりますので、ぜひ一度サイトをご覧ください。
□アフターコロナも必要とされる人材の特徴をご紹介!
アフターコロナにおいても必要とされるのは、どのような人材なのでしょうか。
ここからは、重宝される人材の特徴を2つご紹介します。
1つ目は、アウトプットスキルが高いことです。
これからの時代は、リモートでのコミュニケーションが急速に増えてくるため、情報をどれだけ正確にアウトプットできるかが非常に重要となります。
いくら個々のスキルに長けていても、アウトプットで共有できなければ意味がありません。
2つ目は、自律心があることです。
リモートワークが主流となりつつある今、対面で手厚いサポートを受けなくても個人のスキルを高められます。
ご自身の立場を客観的に捉えて、企業に求められているスキルは何かがわかれば、身に付けるべきことが定まりやすくなるでしょう。
□まとめ
今回は、今の不景気に強いと言われている業界についてご紹介しました。
また、コロナの不況時代でおすすめしたい派遣の仕事とコロナ時代に必要とされる人材の特徴についてもご紹介しました。
この記事を参考にして、不況の時代にも強い仕事を見つけていただけると幸いです。