こんにちは、製造系・工場求人総合サイトのしごとアルテです。
みなさんは工場勤務の給料に対してどんなイメージを持っていますか?
収入が安定しやすい仕事というイメージの方も少なくないかと思いますが、実際のところなかなか安定した収入を得るイメージが湧きづらいのではないかと思います。
やはり働くことについて考えた時に、お金の話は大事ですし、しっかりと稼ぐことのできる年収の高い場所で働きたいですよね。
その方が将来の生活も安定することになり、結果的に長く勤めることにも繋がってきます。
逆に労働環境の割に給料が見合っていない場合、ストレスが溜まっていくことはもちろん、結婚などプライベートの将来にも悪影響になってしまいます。
そこで今回は、転職などで工場勤務を考えている方に向けて、工場勤務の中でも収入が安定しやすいものと安定しにくいものを比較してご紹介していきたいと思います。
工場勤務の平均年収
工場勤務の平均年収はおよそ400万程度と言われています。
もちろん派遣なのか正社員なのか役職なのかでかなり差が生まれてくることもありますし、工場勤務には夜勤が含まれてくるので一概にこの通りとは言えません。
よくあるケースとしては、高校卒業後工場で働き出して20代前半で
月収26~28万
ボーナス60~70万
※派遣社員の場合ボーナスはありません。
年収380〜400万
という例は工場勤務では多いです。
もちろんこれは残業や工場勤務特有の夜勤を含んだものなので、会社によっては割に合わないこともあるかもしれませんが、きつくて稼げなさそうというイメージに対して工場勤務は同年代の他の職業に比べると比較的給料の多い職業であることがここからわかるかと思います。
比較的稼げる工場勤務の仕事
まずは比較的給料の多いと言われている工場勤務について見ていきましょう。
マイナビの発表している業種別 モデル年収平均ランキングによると、
11位繊維(622万円)
13位非鉄金属(594万円)
24位輸送用機器(自動車含む)(549万円)
25位半導体・電子・電気機器(546万円)
26位通信機器(545万円)
とこの辺りの業界は比較的平均年収の高い業界であることがわかりました。
例えば自動車の製品工場であれば、工程の専門職となるためワークバランスが良く、福利厚生もしっかりしていて、肉体労働が少なめ、年収も比較的高額になる傾向があります。
しかし、繊維系の工場は海外への移転が進行しているので、平均年収の高い工場で勤務したいのであれば、上記に挙げているそれ以外の業界の工場へ勤務することを考えると良いかもしれません。
工場勤務や製造業と聞くと、きつい肉体労働の割に年収が低そうというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。
業界と会社によっては肉体労働も少なく、他の職種よりも年収の高い工場勤務もありますので、工場勤務だからと言ってきつくて稼げないのではないかと心配する必要はなく、安心して働いて大丈夫です。
しかしもちろん、今回ここに紹介したものとは違い、比較的稼ぎづらい業界もありますので、次はそちらを紹介していきたいと思います。
比較的稼ぎづらい工場勤務
先ほど挙げた業界に対して、比較的年収が少ない傾向にあるのが食品系の工場です。
もちろん食品業界でも、大手になれば話は別ですが、場合によっては比較的名の通った企業に勤めていたとしても夜勤も残業もかなり多くようやく手取り20万というケースもあるようです。
残業がなければ、12万前後の場合もあるようですので、食品業界の工場に勤めることを考えているのであれば、よく求人の条件を確認した方が良いかもしれません。
ちなみに、食品業界の年収が比較的低い傾向にある原因としては、商品単価の安さが挙げられます。
例えばパンの製造工場だと、商品単価は100円前後になってくるかと思います。
そうなると至るところでコストカットしなければいけなくなってしまうので、必然的に給料が安くなってしまう、労働環境が悪くなってしまうようという事態が起こりやすいのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は工場勤務の給料に関して、安定した収入が得やすいところと得にくいところの比較を行ってきました。
お金に関しての考え方は人それぞれだと思いますが、より多くお金を稼ぎたくて安定した暮らしを求めているという方は、今回紹介した業界の工場を検討してみてはいかがでしょうか?
しっかりと情報収集をして専門の求人サイトなどで仕事を探せば、あなたの求める条件の仕事を探すことは可能です。
幸い、工場勤務は未経験からでも働ける場所が多く、マニュアルもしっかりとしていて困らないようになっているので、これから転職を考えている人は是非視野に入れて見てください!