求人情報で夜勤の募集を見かけたことはありますか。
日勤と夜勤には、どのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、勤務形態や時給に触れながら、夜勤で働くメリットについてご紹介します。
日勤だけではなく、夜勤にも挑戦してみたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□交替勤務について解説!
24時間稼働している工場では、交替勤務というシフトの組み方が採用されていることがあります。
交替勤務とは、一日中稼働する必要のある工場で、勤務時間を分けてシフトをまわすことです。
職場によって異なりますが、1日の勤務時間が2つもしくは3つ分けられることが多いでしょう。
2つだと日勤と夜勤、3つだと日勤と夕勤と夜勤に勤務時間が分けられます。
1日の勤務時間を2つに分けることを、2交替制と呼びます。
日勤と夜勤で勤務する班が入れ替わるのですが、これをいくつの班でまわすかによって休日の日数が変わってきます。
2班でまわす場合は、土日が休みになりますが、平日は毎日出勤する必要があるでしょう。
3班でまわす場合は、土日休みはありませんが、月の3分の1はお休みの日になります。
4班でまわす場合も、土日休みはありませんが、月の半分が休日になります。
班の数が増えるごとに、休みの日数が増えるというわけですね。
ご自身の生活スタイルに合わせて、勤務形態を選ぶのが良いでしょう。
1日の勤務時間を3つに分けることを、3交替制と呼びます。
日勤と夕勤と夜勤に分けられるため、2交替制に比べると1回の勤務時間が少なくなるでしょう。
こちらも、いくつの班でまわすかによって、休日の日数が変わってきます。
□夜勤手当について解説!
夜勤には手当がついているため、日勤と比べて時給が高くなることが多いです。
深夜割増賃金と呼ばれる手当があり、この手当によって、午後10時から翌朝5時までの勤務時間に発生する時給は、通常の25パーセント割増しになります。
日勤の時給が1,000円の職場では、夜勤の時給は1,250円になりますね。
最低25パーセントという規定であるため、25パーセント以上割増しで、夜勤の時給を支払ってくれる職場もあります。
また、パン屋などの早朝業務がある職場では、午前4時から午前5時までの1時間だけは、この深夜割増賃金の手当が適用されます。
派遣社員でも、パートやアルバイトでも、雇用形態にかかわらずこの手当は適用されます。
また、1日の労働時間が8時間を超えた場合は、残業代として時給が25パーセント割増しされることも覚えておきましょう。
□日勤よりも夜勤のほうが年収が高い!
日勤と夜勤は、時給だけを見れば小さな差に感じるかもしれませんが、年収になると大きな差が生まれます。
日勤のみの場合は、ボーナスなしで、平均的な年収は200万円強と言われています。
一方で、夜勤をメインにして働いていると、ボーナスなしでも年収は300万円前後にまで跳ね上がります。
同じ時間を働いているのにも関わらず、時間帯が違うだけでかなり賃金は変わるでしょう。
1年単位で見てみると、100万円近くの大きな差が生まれることが分かります。
夜勤をメインにして働いている場合、時間をうまく使えばダブルワークも可能になります。
体調を崩さないように気を付ける必要がありますが、時間を有効に活用すれば、効率よくお金を貯められますね。
無理をしすぎない程度に、心身の健康に気を遣いながら働きましょう。
□まとめ
夜勤で働くと、効率的にお金を貯められるでしょう。
時給が高いことやダブルワークができることにメリットを感じる方は、夜勤に挑戦してみてはいかがでしょうか。
当社のホームページには、さまざまな種類の求人情報が掲載されています。
夜勤に挑戦してみたい方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。