「大手企業で派遣社員として働くなら、給料はどのくらいなのだろう…」
「派遣社員として大手企業に勤めているが、現在の給料は相場に対して高いのだろうか…」
「大手企業の派遣社員の給料事情について詳しく知りたい！」
派遣社員として働くことを考えている方、すでに派遣社員として働いている方、このようにお悩みではありませんか？
派遣社員として働くなら、安心して働ける大手企業が良いと思う方も多いでしょう。
大手企業では、コンプライアンス制度が整っており、社内設備が整っている場合も多いと言われます。
しかし、何より気になるのは、大手企業で働く場合の給料についてですよね。
色々な制度が整っていても、給料が少なめでは働くことが難しいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、勤め先が大手企業であったら給料が高くなるといったことはあるのでしょうか。
今回の記事では、派遣社員が大手企業で働いた場合、どれくらいの給料がもらえるのかについて詳しく解説します！
目次
□大手企業の派遣社員の年収額は高いのか？
大手企業での派遣社員の年収額の一例として、当社の契約会社から大手メーカー「TOYO TIRE」をご紹介します。
「TOYO TIRE」は勤務地が三重県にあり、単身寮も設けられています。
完全週休2日、交通費支給、1日8時間勤務という条件です。
この条件で、未経験の18歳独身者の想定月収は約30万円で賞与が年に2回あります。
つまりこの場合、年収は400万円以上確保されます。
年に1回の昇給制度がありますので、35歳既婚者の場合の想定年収はおよそ570万円となっております。
また、交代勤務手当・時間外手当・家族手当など各種手当も存在し、収入に含まれています。
時給に換算すると、約2000円になります。
ではこの年収は、一般的な派遣社員の年収額の相場と比べて、どれくらい違うのか比較していきましょう。
□年齢ごとで見る派遣社員の年収額の相場
一般的な派遣社員の年収の相場を年齢別に紹介します。
20〜24歳は277万円、25〜29歳は308万円、30〜34歳は321万円、35〜39歳は328万円、40〜44歳は323万円、45〜49歳は326万円、50〜54歳は323万円、55〜59歳は331万円、60〜64歳は363万円、65〜69歳は340万円というのが現在の相場になっております。
ちなみに、年代別の平均時給は、20代が1486円、30代が1591円、40代が1671円です。
やはり年齢が上がるにつれて年収の相場も上がりますが、「TOYO TIRE」の例と比較すると、大手企業で働く派遣社員の年収の方が比較的高いことがわかります。
さらに大手企業では、年齢が若い派遣社員でも高給料になる場合が多いです。
□地域ごとに見る派遣社員の年収額の相場
次に、一般的な派遣社員の年収の相場を地域ごとに紹介します。
北海道・東北エリアの相場は290〜370万円、中部エリアは320〜370万円、中国・四国エリアは320〜370万円、九州・沖縄エリアは290〜370万円が相場です。
関西エリアの相場は320〜440万円、関東エリアは360〜520万円ですが、大阪が約440万円、東京が約520万円となっていて、都心部ほど年収が高くなることを示しています。
ちなみに地域別の平均時給をいくつか紹介すると、北海道・東北エリアが1109円、関東エリアが1447円、関西エリアが1325円、九州・沖縄エリアが1186円となっております。
これらのデータと比較すると、「TOYO TIRE」は三重県に勤務地がありますが、比較的相場よりも高い年収が得られるということがわかります。
大手企業の場合、地方に工場を設けていることが多いため、都心部ではなくても高い給料が得られることが多いです。
そのため、地元に勤め先を求めている人にはおすすめの選択肢です。
□業種ごとに見る派遣社員の年収額の相場
派遣社員の業種ごとの年収相場も見ておきましょう。
SE・プログラマー・ネットワークエンジニアは506万円、機械や建築の設計士は450万円、治験関連は419万円、看護師・准看護師は383万円、通訳・翻訳は378万円、インストラクター・講師は372万円が相場となっております。
プログラミングや設計などの専門的なスキルが必要な業種は年収が高い傾向にあります。
しかし、大手企業の「TOYO TIRE」の例では、専門スキルや知識のない未経験者でも、年数を重ねれば収入が劣ることはありません。
また、派遣社員は契約企業の即戦力として登用されるため、派遣会社からの充実したスキルアップサポートが受けられます。
年収も安定し、未経験の仕事でも取り掛かりやすいというのが、大手企業で派遣社員として勤めるメリットです。
□派遣社員と正社員の年収の差は？
派遣社員全体の平均年収は323万円、平均月収は27万円です。
正社員の平均年収は513万円であり、派遣社員よりも190万円高いです。
しかし、派遣社員でも大手企業に勤めると、正社員のように給料も安定しやすいです。
「TOYO TIRE」の例を見るとわかるように、大手企業で働く派遣社員は一般的な正社員に給料が劣っていません。
さらに、正社員として入社することが難しい大手企業でも、派遣社員であれば未経験からでも勤めることが可能で、すぐにチャレンジすることができるので、貴重な経験を積めます。
派遣社員として大手企業に就職することで、十分な給料が受けられ、自分の理想の仕事ができる可能性が高まるのです。
また、派遣社員は正社員に比べて、残業が少ない、もしくは残業がないことが多いです。
最近は正社員でも残業がない会社も増えていますが、未だに多いのが現状です。
派遣社員なら残業も少なく、仕事のストレスが少ないまま給料を稼ぐことが可能です。
正社員の場合、福利厚生が整えられている会社が多いですが、派遣会社はそうとは限りません。
しかし、大手企業に勤める場合は、福利厚生がしっかりと整っている場合が多いということもメリットの一つです。
□派遣社員として大手企業に勤める方法
＊大手派遣会社と契約する
大手派遣会社は、営業力と知名度があるため、大手企業の求人情報を多数揃えている場合が多いです。
また、大手派遣会社は業種も豊富に取り揃えているので、自分のやりたい仕事が見つけやすいというメリットがあります。
大手会社に派遣社員として働く最短の道は、大手の派遣会社と契約することだと言えるでしょう。
＊特定の業種に特化した派遣会社を選ぶ
自分のやりたい仕事がある程度絞られている場合は、特定の業種に特化した派遣会社がおすすめです。
特定の業種に特化している派遣会社は、その業界の中の大手会社と契約している場合が多いです。
そのため、自分のやりたい業種に特化した派遣会社を見つけたら、その会社の求人情報の中から大手企業を探してみましょう。
□まとめ
派遣社員が大手企業で働いた場合、どれくらいの給料がもらえるのかイメージができましたか？
派遣社員として経験を積んでいきたいと考えている方には、大手企業を選ぶことをおすすめします！
また、わからないことがあればお気軽に派遣会社に聞いてみてください。
あなたにぴったりの働き方や、こだわりの条件にあったお仕事を見つけるためのサポートをさせていただきます。
当社は、入社時の研修等を通して、組織内でのリーダーシップを持つ「実力のある人材」を育成することを目指しています。
また、福利厚生面を充実させることで、生活基盤の安定化を図り、社員一人一人の人生を大切にする方針です。
未経験でも安心の教育体制をご用意しておりますので、新しいことに積極的にチャレンジする環境も整っております。
電話でご相談も可能ですので、大手企業での派遣社員としてのお仕事をお探しの方は、ぜひお問い合わせください。
従業員が真摯に対応いたします。
