製造業に派遣される場合、どのように職務経歴書を書けば良いのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
実は、意外と見落としがちなNGポイントが多いのです。
しっかりと自分のことをアピールするためにも、しっかりと書き方をマスターしておきましょう。
今回は、製造業に派遣される場合の職務経歴書の書き方についてお話し致します。
□職務経歴書とは?
そもそも職務経歴書の位置付けを理解していないと良い文章は書けません。
似たような言葉に履歴書がありますが、意味や位置付けは全く異なるものとなっています。
履歴書は自分がどのような人生を送ってきたかという人生の履歴について書いたものです。
これによって雇用主側はその人の情報を得られます。
どの高校を出て、どんな職についたかという点だけ埋めていれば書き方によって大きな差はつかないということですね。
職務経歴書は全く違います。
まず、履歴書のように決められた枠の中を埋めれば良いというものではなく、白紙の上に書かなければなりません。
つまり、同じような経歴をしていても書き方だけで大きな差が出てしまうという問題が生じます。
職務経歴書を書くときは、自分自身のプレゼンテーションをするという意識を持っていると失敗しにくいかもしれませんね。
□職務経歴書の書き方って?
*最低限必要な要素
- いつどこで何をどれくらいしたの?
- どんな立場?職務の名前は?
- それによって何を得られたの?
- 専門的なスキルはどのようなものがあるの?
- そのスキルはこの仕事にどう活かすことができるの?
これだけのことを揃えておくのがマストです。
つまり、自分の経歴を長々と書くのではなく、私はこんな能力を前職で得ていますので、「あなたの会社ではこのような価値提供ができるのですよ。」ということを1枚にまとめておくのが大事だということですね。
また、書き方についてもこだわって欲しいと思います。
伝える力や基本的な文章力を見られていることもあるので、簡潔にわかりやすく書いてください。
デザイン面でも改行や空白が全くないと読みにくいものになってしまいます。
自分が読んでみて、そして誰が読んでも読みやすく、正しく自分の能力や強みが伝わっているものが理想的です。
□伝えておきたいポイントとは?
製造業に派遣される場合に伝えておきたいポイントがあります。
・単純な作業でも長く続く自分の集中力
・正確に早く業務を遂行できる能力
必ずしもこの2つが必要というわけではありませんが、即戦力ということをアピールするには大事なポイントです。
他の能力をアピールする時でも気をつけて欲しいのは、
自分がどんな評価を得てきたか?自分がどんなポジションを任されていたか?というものです。
面接官はそれらの情報をそのまま過去の成果と考えるので、抽象的な話だけでなく、具体例を出しながら自らの能力をアピールするのが理想的だと言えます。
□NGな書き方とは?
まず、自分の仕事の詳しい業務内容を記していなかったり、作業員の数やその中の自分の立場について書かれていないものは避けましょう。
また、自分がその業務を通してどのように成長したのか?どのような知識を得たのか?という点を書いていないのもNGですね。
また、繰り返しになりますが、日本語として読みにくいものはできるだけ避けてください。
□まとめ
今回は職務経歴書の書き方についてお話し致しました。
職務経歴書がどのようなもので、何をアピールすれば良いのか?という点がわかったのではないでしょうか。
自分はどのような価値を提供できるのか?というのをわかりやすく伝える能力があれば、バッチリだと思います。