「製造業に派遣として働きたいが、職務経歴書に何を書けばいいのだろうか…」
「そもそも職務経歴書ってどのようなものなのだろう…」
そんな思いをお持ちではないでしょうか?
皆さんの中にも、工場から工場へと派遣先を変えられるという方もいらっしゃるでしょう。
一般的には、派遣社員は派遣先対して、履歴書などを提出することはできないのです。
しかし、例外があり、派遣社員から直接雇用に変わる紹介予定派遣などでは、履歴書とともに職務履歴書の提出をすることができます。
とはいっても、「職務経歴書」という言葉は聞いたことがあるけど、実際に何を書くのか分からないという方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、製造業の派遣で「職務経歴書」には何を書くのかについて詳しく解説していきます。
□そもそも「職務経歴書」って?
そもそも「職務経歴書」ってどのようなものか分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
職務履歴書とは、簡単に言うと「今までどのような会社で働いてきたのか」「どのようなことをしてきたのか」をまとめた資料になります。
前述したように、この職務履歴書を提出する際には、履歴書で「今までどのような会社に勤めてきたのか」を説明します。
そして、職務経歴書で「働いていた会社でどのような働きをしてきたのか」を詳しく説明するのです。
よって、履歴書は自分の「プロフィール」で、職務履歴書は自分の「経験やスキル」を説明するものと考えると良いでしょう。
このように、職務履歴書があることで、これまでに経験したことを説明することができ、会社側としてもどのような能力があるのかを確認することができます。
この際に提出される職務履歴書によって、自分の能力に適した部署に配属することができるでしょう。
では、さらに詳しく何を書いていくのかをご紹介していきたいと思います。
□「職務履歴書」には何を書く?
「職務履歴書」とは、簡単にどのようなものか分かっていただけたところで、具体的にどのようなことを書いていくのでしょうか?
職務履歴書に書く内容としては、次のような点にまとめることができます。
*派遣先の情報、勤務年数
*職務内容
*担当していた製品
*担当していた業務
*使用機会
*成果
*知識、スキル
これらの情報をメインに書いていきます。
職務履歴書では、働いていた会社でどのような働きをしていたのか、自分の知識やスキルには何があるのかを詳しく説明する必要があります。
よって、できるだけ簡潔に分かりすくするために、「いつ」「どこで」「誰に」「何をしたのか」というようなポイントを意識すると良いでしょう。
また、情報が細かすぎても読むのが大変になり、相手に伝わりにくくなる可能性もあるので注意してください。
□「職務履歴書」でマイナスイメージを取り除く?
皆さんの中にも、短期の派遣を繰り返していたり、自分に向いている仕事を探すために何度も派遣先を変えているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
職場を選ぶ自由がある派遣とはいえ、何度も職場を転々としていると、あまり良い印象を与えませんよね。
そこで、職場を転々とする理由を職務履歴書に書くことで、マイナスイメージを取り除くことができるかもしれません。
例えば、「多様な仕事を経験し、自分のスキルを増やしたいと考えていた」などの理由を記入し、職場を変えたことを説明すると良いでしょう。
□最後に
今回は、製造業の派遣で「職務履歴書」には何を書くのかについて詳しく解説していきました。
「職務履歴書」は、自分の知識やスキルを説明するだけではなく、自分のマイナスイメージになるものを取り除くこともできるので、是非上記のような情報を参考にしてみてくださいね。